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バーモント県大会 総括

秋田カップと前後してしまったが、バーモントの総括をしておこう。
結果的には2戦2敗だったわけだが、内容からするとそれほど悪かったとは思わない。
結果を考えればこういう事を言ってはいけないのだが・・・。
とにかく印象としては、「常に攻めていた」という事だ。
守りを固める気持ちよりも、相手より多く点を取るという事を念頭においていたように見えた。
グルージャ戦では、取られても取られても取り返すという意識が強かったように思え、実際2点取り返している。
江釣子戦では得点出来なかったものの、この2点こそが今の二戸FCを支えているものなんだと思う。

内容的には、グルージャ戦では9失点しているものの、「大人と子供」的な圧倒感は感じられなかった。
些細なミスを見逃してもらえなかったという印象。
実はそれこそが底力というものなのかも知れない。
それでも根性で取った2点は誇りにしていいと思う。

江釣子戦はまさに気持ちの勝負だった。
意地と意地とのぶつかり合いといった印象。
最後の最後で走り負けした感じだった。

大会を終了後の講話の中で、小野寺総監督、宮澤コーチ、内田コーチが話した内容を聞いていて、自分なりにちょっとひねくれた考え方をしてみた。
試合内容やその局面における注意点を、感想を交えて話した後、内田コーチが言った一言があった。
「全体的に体力が無さ過ぎ。走り負けしている。試合を通して走り切れるくらいの体力をつけないと。」
これは単に走り負けしているという事の他にも、走れなければ技術も活きないという事への戒めでもある。
とにかくまずは走れるかどうかということなのだろう。
ファクサーでのバカみたいな練習量で、体力だけはついたオレが言うんだから間違いない。
審判としてのスキルを身につける際にも、とにかく言われた事は「まずはもっと走ってください」だった。
つまりは走れない事には何も始まらないということだ。
そこでオレは、そんな経験を交えてちょっとひねくれた考えを持ち込んだ。
これまた物議を醸しそうだが、恐れずに書いてみよう。

確かに最後はバテて走りきれなかった印象がある。
ではなぜそうなるのか。
選手の体力が無いこともあるのだが、それ以上にオレが感じたのは、控えの選手が代わって休ませてあげられる準備と意識を持っていなかったということだ。
毎回ブログにも書くことだが、やっぱり控え組みとレギュラー組みの意識は雲泥の差なのである。
たとえ活躍できなくとも、果たして聖斗や明里、響希を休ませてあげようという意識を持っていた者がいたであろうか。
これはオレがファクサーで試合をしている時に、自分が取る行動のひとつなのでよくわかる。
自分の準備が出来ていないために、交代で戻ってきた選手と代われない事が多々あった。
今年のカシオペアでもそれをたしなめられたお陰で、今までに比べたら多く出場したほうだったと思う。
しかしこれは、オレ自身のチームに対する意識の低さを物語ることでもあった。
これと同じで、いつまでもお客様気分でベンチに座っていたのでは、いつまで経っても出場機会は与えられない。
出場機会を得られなければ、経験値も稼げない。
いつまで経ってもスライムしか相手に出来ないような、レベル1の勇者みたいになってしまう。
極論すれば、控え選手にも責任があるということだ。

気持ちが入っているかどうかは、一目見れば判る。
その場での言動を見ていればよく判る。
見ていると、控えであるという自分の立ち位置を確立してしまっていて、試合に出るかも知れないという考えが希薄なのである。
実際待ち時間でもふざけて遊んでいたりしている。
県大会に来ていてもこうなのだから、普段の練習に真剣さが足りなくなるのも当然だ。
レギュラー組みだってそれを注意出来ないのだから、ただただ自分が大変になるだけだ。
これは個々の問題でもあり、チーム全体の問題でもある。
チームの全員にわかってもらいたいのだが、これからの外シーズンに向けて、自分が試合に出られるかどうかの瀬戸際に立っていることを自覚して欲しい。

全ては一旦白紙に戻っている。
全員同じスタートラインに立っている。
これからの自分の意識で、この先は確実に変わってくる。
チーム内でも戦いがある。
そう。
もう始まってるぞ。
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実は蹴生杯の参加メンバーの決め手はそこにあった。
4年生まで連れてっても良かったが、果たして連れて行く意味があるのか・・・?
それを考えたら5~6年生だけで十分だなと・・・。
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