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カシオペア・フットサル大会 中学生の部

土曜日は恒例の二戸市民大会とも言える大会に、審判として手伝いに行った。
試合を最も間近で見られる特権を味わいながら、かつての教え子達のプレーを堪能した。

一年生チームが最もフットサルらしい事をやっていた印象がある。
無理に個人技で突っ込んで行く事も無く、周りはパスコースを作るためのフォローが出来ていた。
ただし、ボール回しは出来るが、大胆な攻撃のアクセントに乏しい気もする。
シュートを撃てる時に撃たない、攻守が切り替わった時に守備に戻らない、人に釣られてコースを空けてしまうなど、修正点はたくさんある。
しかし一年生ながら準々決勝まで上がってきた事は評価出来る。

三年生チームは、選手層の薄さに悩まされている印象ながらも、三年間の部活動の成果は感じられる。
この年代は教え子が一人しかいないが、相変わらずのおとなしい性格だが風格は感じられた。

さて、決勝に残った二年生チームだが、フットサルとしての戦術的なまとまりについては、正直言って一年生に劣る部分があった印象だ。
しかし実力的なもの、プレーの厳しさで言えば、文字通り圧倒的だ。
決勝戦での厳しい試合を見ていると、それがよく判る。
あと一歩でカードというほどに冷静さを欠くシーンが散見されたが、最後まで戦う姿勢は評価出来る。

あれこれと身勝手な事を書いてきたが、共通して思う事は「やっぱり中学生ともなると、少年団の時とは格段に違う」という事だ。
勝負にこだわる姿勢が伴ってきている。
つまりは気持ちが入っているという事だ。
「ようやくそこまでこぎつけたか」という感想の反面、結局最後に行き着くところもそこなのである。
来年はどんな戦いを見せてくれるのか楽しみだ。

あと余談だが、決勝戦の時の福中の応援をしているギャラリーのマナーの悪さが目に付いた。
これは高校の部でもよく見られる事で、毎年気になっている事だ。
相手を卑下するような事はしなかったものの、わざとらしくプレーしている選手と会話するほどの声掛けをしたりするのはどうかと思う。
いくら地元大会とはいえ、相手を完全アウェーにしてしまうほどの雰囲気作りをしてしまうのはちょっと違うと思う。
実際それが相手選手を苛立たせている感もあった。
それは例え同校対決であっても同じ事だ。
プレーする側は審判のジャッジの元、ルールに則ってプレーするが、ギャラリーにもある種のルールというものが存在する。
それを運営側から規制する訳には行かないので、そこは観る側の自覚を期待したいところだ。
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三年生の選手層が薄いとは?

三年生の敗因はなんだと思いますか?

自分なりの回答です。

選手層が薄いという表現は、自分が関わった少年団の元団員が少ないという意味です。
あくまでも二戸FC関連の目線でしか感想しか書けませんので・・・。
実際3年生には元団員が一人しかおりませんし。

敗因については私がこれだと言及できません。
上記にも関連する事ですが、例え関わった元団員が一人しかいなかったとしても、私が知らない選手達も他にたくさんいて、全体的な意味で言う選手層の薄さは感じませんでした。
むしろ3年生の貫禄さえ感じました。
全てにおいて言えることですが、敗因は一つではありません。
複数人数で行うスポーツでは、誰彼のせいという事はありませんので。
試合を全て見たわけではないのでわかりませんが、何か理由があるとすれば、相手との勝負に負けたという単純な事でしかないと思っています。
強くなる為に敗因を探るのは重要な事です。
実際に指導する立場であれば色々と考えるところではありますが、自分が関わっていない部分に関しては、試合を見ての感想というレベルでしか言及出来ません。

個人プログという性質上、身勝手な事を書いている事は自覚しています。
毎回それをお断りした上で書かせてもらっているところもあります。
読んでお気を悪くされる方もいるであろう事は覚悟しております。
それでも個人的な目線として書いた事を、取り消す事は致しません。
もし不快を与えてしまったという事となればお詫び致します。
ただし私個人として、ブログの場で特定の人・団体を卑下するつもりは全く無いという事だけは、改めて御了承とご理解を頂きたいというところでございます。

回答ありがとうございました
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