【音楽】夏のクラクション／稲垣潤一（1983）

少しだけ、ほんの少しだけ奴隷制度廃止の兆しが見えてきた。
先日ついにお盆休み以来初の完全休日を迎えた。
労働基準法などどこ吹く風とばかりに、会社に行かなかった日は無い。
ちょっと監督所に訴え出れば、鑑査のメスは入るわ、大元のト○タ系列会社にも天罰が下るだろうなぁ。
まあ、個人という小さな力など、体制にとっては無意味なほど小さなものだとわかっているし、せっかくの食い扶持を無くすほど野暮ではない。
過ぎ去れば笑い話になる。
それが人間の持つ「忘却」という名のパワーなのだろう。

と、そんな弱っている間に夏も終わってしまった。
この異常事態を思い出に変えるために、過ぎ行く夏を振り返る歌でも貼ってみよう。

『夏のクラクション／稲垣潤一（1983）』

「日本のAOR」と呼ばれた、文字通りの「シンガー」である稲垣潤一のシングル曲。
この人の独特の声質は魅力的。
なんでもこの歌、レコーディングに際して重ねたテイクは、ゆうに１００回を超えたそうな。