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【映画】ハロウィン(1978)

今日はハロウィン。
だが・・・。

一体いつからハロウィンがこれほど日本で認知され始めたのだろうか?
クリスマス同様、キリスト教圏でもない日本では一過性のイベントなのだろうが、こういった異国文化にかこつけた商戦というものを張り巡らすことで、経済を活性化させようというのもわかる気はする。
かぼちゃを使った風物詩といえば、日本では冬至くらいしか思い浮かばないが・・・。

ハロウィンといって真っ先に思い浮かぶのは、1978年公開のジョン・カーペンター監督のホラー映画だ。
後に登場する「13日の金曜日」や「エルム街の悪夢」などの模倣作品の元祖的な位置付けである。
登場する殺人鬼・ブギーマンは、そのまま「13日の金曜日」のジェイソンに受け継がれていき、どちらもシリーズものとして数本続編が作られている。
アルフレッド・ヒッチコック監督の「サイコ(1960)」に着想を得たスプラッター映画として認知されており、主役を演じたジェイミー・リー・カーティスは、「サイコ」でマリオンを演じたジャネット・リーの実娘である。
また、「サイコ」ではジャネット・リーが、「ハロウィン」ではジェイミー・リー・カーティスが、それぞれ「絶叫女王(スクリーム・クイーン)」の称号をもらっている。

日本公開当時は、ハロウィンについての説明文が冒頭に挿入されていた。
それほどハロウィンは日本に馴染みの無い風習だったのだが、果たして今現在の盛り上がりの中で、ハロウィンの本当の由来を知っている人がどれほどいるのだろうか。
かつてはアニヲタの局所的な趣味嗜好の世界でしかなかった「コスプレ」が、ハロウィンと結びついた途端に市民権を獲得してしまったのだから、世の中の基準というものがどれほど曖昧なのかがわかる。
どうしてもオレはこのイベントには馴染めそうにないなぁ。
九戸のお化けかぼちゃの品評会があればいいや。

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中学校新人大会 県大会観戦記

またというか当然というか、新人戦の会場へと足を運んだ。
もはやスポ少での活動が絶望的となったオレにとって、かつて関わった子供たちのその後を追いかける事が、残された楽しみとなりつつある。

さて、少々遅れて会場に到着したのだが、10分ほどしか経っていなかったと思うのだが、見知った顔の保護者の方々に、「もう点が入ったよ」と報告を受けた。
得点かと期待したのだが失点だった。
しかもすでに3失点。
どの様な状況だったかはわからないので何とも言えないのだが、落ち着く間もなく畳み込まれたんだろうなぁと想像。
そもそも、会場に到着してすぐに見た試合の光景に違和感を感じた。
左サイドに元気がない・・・って、明里がいないじゃん。
ベンチスタートか?と思ったが、ベンチには明里らしき人影が頭部に白いものを巻いている。
聞くところによると、前日の練習試合の際に、相手のクリアボールを至近距離からまともに眼に当たったとのこと。
かつてオレも社会人の試合で経験していたので、その時の気持ちが手に取るように分かった。

その後、ゴール前でもらったフリーキックのチャンスに、聖斗が直接狙って蹴り、それが結構エグいコースに入って1点を返した。
山なりのボールではあったが、あれはちょっと取れないだろうなぁ。
U-14ナショナルトレセンに選ばれた、軽米の春希でもどうだろうか。
その後はなかなかボールを落ち着かせる事が出来ず、さらに2失点して前半を終了。
後半もリズムを変える事は出来ず、攻め込むシーンも作れたものの、結局は1-9で大敗した。

戦術的な事については、いくら元教え子だからと言って、あれやこれやと口出しする事は出来ない。
今の指揮官の指揮によって作られている組織に、外から口を出すほど野暮じゃない。
明里が出ていなかったとはいっても、それだけで戦況がガラリと変わるとは限らない。
聖斗はさすがにマークが厳しく、ボールを持つと二人の選手が囲むように守備をしてくるので、聖斗と言えど、そこを突破して展開しろとは無理な話だ。
大飛は自分に付いて来るマークを振り切る事で手一杯で、聖斗のフォローをしている余裕は無い。
成良はいいところに居るんだけど、ボールをもらってからのアイディアに乏しく、守備の時も重心が安定していないので、簡単にかわされてしまう。
響希は対人の対処については問題ないが、やはり裏を取られるとキツイ。
駿太朗は、来たボールをとにかくクリアすることで精いっぱいだが、押し込まれている場面ではあれでいいと思う。
晴隆は運動量はあるものの、状況の読みに関してはまだまだで、事象に対応するのが精一杯だった。
奎介は前線で張る事に意識を置き過ぎて、効果的にボールに触る事が出来ない。
それぞれを見てみるとこんな感じだ。

だが、あえて余計な口出しをさせてもらえるのなら、例え監督の指示による戦術であるにしても、少ないながらも形作ることが出来たチャンスが、一体どのような状況で起きた事なのかを自分達で考えて欲しかった。
コーナーキックを取ることが出来るほど攻め込む事だって出来ていた訳だ。
ではなぜそれが出来たのか。
たまたまだということで片付けていたら、これからずっと今いる位置から抜け出すことは出来ない。
外から見ていて、明確にチャンスとなる形が出来たシーンは、流れの中とはいえ、奎介が中盤に下がってボールに絡んだ時だ。
奎介が降りてくることによって、聖斗には選択肢が増える。
当然大飛のフォローも生きてくるし、成良へのサイドチェンジも意味が出てくる。
単純に考えれば、前線に張り付いてチャンスを狙う奎介ではあっても、そこまでボールが繋がらなければ何の意味も持たない。
奎介が降りてくることで、枚数を増やして組み立てることで明確にチャンスは増えた。
もし奎介が前線で張ることが監督の指示であったとしても、自分達の中で「なぜ今攻め込むことが出来たのか」を自問自答していれば、答えは出ずとも気づく事はできたはずだ。
それによってチャンスが生まれたのではないかという考えが生まれさえすれば、監督の指示に反目してでもそれを実行する理由と勇気が生まれてくるはず。
監督の指示を守ることは当然のことであるが、ゲームの流れを直に感じ取ることが出来るのは、ほかの誰でもない、プレーしている自分自身なのである。
これは一例であって、もっともっと気付きさえすれば戦局に影響を与えられることはたくさんあった。
もちろん、そんな事を考える余裕も無かったと言われればそれまでなのだが・・・。

これから先、絶対的なメンバー不足というものに悩まされてくる事だろう。
来年は、今FCにいるメンバーの大半が入部してくれれば人数は充実するだろうが、すぐさま戦力になれるかどうかは正直未知数。
ひたすらに試練が待ち受けている事だろうが、一度戦いを始めたら、試合時間内はどんなに惨めであろうとも戦い続けなければならない。
そのためには、周りはどうあれ、自分自身が出来ることをひたすらにやり続けるしかない。
これからも厳しい目線で見守り続けようと思う。

二戸FC、3回戦に散る

太地世代の集大成とも言える最後の公式戦、「全少」が開催された。
地区リーグの成績により、1回戦目はシードとなった。
2回戦からの登場となったFCは、3回戦への出場を賭けて、緑ヶ丘との対戦に挑んだ。

ちょっと余談だが、実はオレは仕事のため、大会へは帯同出来ていない。
祝日開催となれば、オレの職場は祝日休みではないため、見届ける事が出来ないのである。
なので、報告を聞いての文章になる事をあらかじめお断りしておきます。

<2回戦>
緑ヶ丘 0 - 4 二戸

スコアだけを見れば、実に危なげない試合に思える。
完勝と言ってもいいスコアだ。
何より、無失点というのは大変評価出来る。
直前に脚をケガした佑磨の状態が心配だったが、やはりここまでくれば最後までやり切るだけの根性は身に付いていたのだろう。
得点シーンも、何となくだが想像出来る。
詳しい内容を聞いていないし、動画も見たわけではないので、あくまでも創造ではあるが、裏に抜け出した脩蔵の個人技での得点、右サイドを突破して自分で最後まで攻め切った太地の得点、脩蔵をおとりに使った巧の中央突破、混戦から後ろに下げたボールを裕登がミドルシュート。
こんな所じゃないかな?
外れてたらごめんなさい。

<第3試合>
花巻銀河 6 - 2 二戸

3回戦の相手は、このところ強豪に名を連ねてきている花巻銀河。
前の試合とは逆に、4点差をつけられての負け。
完敗と言っていいのだろう。
2点取ったのは救いというか意地を見せたというか。
聞くところによると、失点のほとんどがセットプレーだったとのこと。
競り合いに弱いという弱点を見事に突かれたといった所だろうか。

結果、ベスト32という成績でシーズンを終えることになった。
残念ながら、オレが行ける翌週に残る事は出来なかった。
「もしもオレに試合を見て欲しいなんてカワイイ事を考えているのなら、ベスト16まで残ってオレを連れて行ってくれよ」とハッパをかけていたのだが、かえってそれがプレッシャーになったのかも知れないな。
いずれ、スコア的に大敗だったとしても、追い付くために必死でプレーしたのだろうと想像はつく。
そうであってほしいという希望的観測もあるが。

小学生としての公式大会はこれで終了した。
例え結果に満足がいくものでなかったとしても、これが現実だし、これが今の実力だ。
自分達が劣っているという事ではなく、相手に届かなかったという事だ。
字面だけの違いかもしれないが、物事の捉え方というものは、見る方向で意味合いも全く違ってくる。
これを「どうせ自分達は」と上から下を見るか、「目指すべき上がある」と下から上を見るかで、これからが全く違うものになるからだ。

ともあれ、公式戦は終わっても、スポット的なカップ戦はまだまだありそうだ。
それに3月まではFCの一員であることは間違いない。
残りの期間を、中学に向けての準備期間にするのもいい。
今度は後輩達に還元してもらおうかな。

ひとまず、お疲れさん。

帰ってきた「カール」

以前ブログでの紹介した、明治のスナック菓子「カール」の廃盤ネタ。
過去記事→http://faccer.blog69.fc2.com/blog-entry-932.html
幼少のころからのお菓子のひとつとして認識されていた定番商品が、この世知辛いご時世の波に飲まれ、西日本の一部以外での入手が、事実上不可能となった。
山形にもあった工場でも生産が止まり、8月末を持って東日本・北日本での販売は終了した。
以前のブログで、そのニュースが飛び込んでくる前に買っておいた「カール・カレー味」の最後のテイスティングを書いた。
ところが、血迷うというのは正にこの事。
ネットオークションにて、真の「帰ってきたラストカール」を味わうべく、箱買いしてしまったのである。
お値段は、10袋送料込みで2,000円。

carl_04.jpg

ネットオークションの中ではかなり良心的な値段だったのだが、換算すると1袋200円か・・・。
いつかは無くなってしまう事が分かっていながら、未練がましく購入した最後の悪あがき。
全くバカな事をしたもんだ。
しかし、後悔はしていない!

carl_05.jpg

まさかの悲報、イチノベパン

浅里の二世誕生に喜びを噛み締めていた矢先、当の浅里から別件での連絡が。
「一野辺製パンが倒産しました」
一瞬目を疑った。
朗報と悲報の板挟みだ。

報告を受けたのは夕方の五時。
おそらく本人も報告を受けた直後だったと思われる。
スポ少の遠征などで米粉パンが重宝していただけに、にわかには信じがたい情報だったが、こんな事でオレをだましたところで何の得も無い事だし、ネットニュースにも速報が出ていたので、事態そのものは理解したが、受け入れるまでには時間がかかった。
給食のパンでお世話になり続けて育ち、幼少の頃からタマゴパンをおやつ代わりに食べていた記憶が。
当時は50円だった。

別に行政がどうのこうのと言うつもりはないが、この事態を町はどう受け止めているのだろうか。
経営を助けてやれとかいう事ではなく、町のブランドが無くなってしまったという事に対してである。
もっと広く情報を発信する事だって出来ただろうに。
企業が無くなるという事は税収にも響く事なので、町づくり・町おこしの観点からももう少し真剣に考えても良かったのではないだろうか。
かと言って企業誘致するわけでもないし。

なんか今回の一件が、町の未来の縮図の様な気がして仕方がない。
あまりにも長く続きすぎた町の体制。
そろそろ変革の時期だと思うのだが、もはや変わらない事で自己防衛している様な気がしてならない。
隣の葛巻町を見習って欲しい。

またひとつ、一戸から産業の灯が消えてしまった。
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