田島貴男 弾き語りツアー in 盛岡
このところ年に複数回盛岡を訪れている田島貴男。
今回もライブに行ってきた。
今回のライブは落ち着いた雰囲気で、ずっと座りっぱなしのライブだった。
ギター一本でのライブだから当然といえば当然か。
個人的にはバンドスタイルの方が好きだが、これはこれで趣があってすごく良かった。
最近ライブに行きたいと思わせるミュージシャンがいない中で、これほど頻繁に盛岡に来てくれる田島貴男に感謝。
演目とは関係ないが、オレの中で「カバー」というものの嫌悪感を取り去ってくれた一曲を貼り付けよう。
まさかの山下達郎「あまく危険な香り」のカバーだ。
こればっかりは、オリジナルを超えられないとしても、田島貴男の歌といってもいい程のマッチングだ。
安易なカバーが好きじゃないオレだが、これはいい!!
だって、田島貴男が山下達郎のカバーするんですよ!
これは聴かざるを得ないわ。
ああ、ライブで聴いてみたい。
「あまく危険な香り/オリジナル・ラブ」
今回もライブに行ってきた。
今回のライブは落ち着いた雰囲気で、ずっと座りっぱなしのライブだった。
ギター一本でのライブだから当然といえば当然か。
個人的にはバンドスタイルの方が好きだが、これはこれで趣があってすごく良かった。
最近ライブに行きたいと思わせるミュージシャンがいない中で、これほど頻繁に盛岡に来てくれる田島貴男に感謝。
演目とは関係ないが、オレの中で「カバー」というものの嫌悪感を取り去ってくれた一曲を貼り付けよう。
まさかの山下達郎「あまく危険な香り」のカバーだ。
こればっかりは、オリジナルを超えられないとしても、田島貴男の歌といってもいい程のマッチングだ。
安易なカバーが好きじゃないオレだが、これはいい!!
だって、田島貴男が山下達郎のカバーするんですよ!
これは聴かざるを得ないわ。
ああ、ライブで聴いてみたい。
「あまく危険な香り/オリジナル・ラブ」
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【映画】ドント・ブリーズ(2016)
「ドント・ブリーズ」(2016)
監督:フェデ・アルバレス
出演:ジェーン・レヴィ、ディラン・ミネット、スティーヴン・ラング
1980年代に一世を風靡したスプラッター・ホラーの代名詞「死霊のはらわた」の監督を務めたサム・ライミが製作を担当。
「死霊のはらわた」に同様の緊張感に包まれてたスリラー映画。
今や失業者の巣窟となってしまった街、デトロイト。
この街に住む少女ロッキーは、いつかこの街を出たいと思っている。
失業を機に働きにも出ず、娘であるロッキーに金の無心をする親の存在に、毎日鬱屈していた。
街を出るため身銭を稼ごうと、友人のアレックス、恋人のマネーと三人で空き巣を働く。
金には手を出さないというルールの下、盗品を売りさばいていた。
ところが、「盗品に高値を付けられない」と、仲介人にピンハネされる。
ついにタブーを犯し、金を盗むことを計画した三人は、ターゲットとして街に住む退役軍人の家を選んだ。
初老のこの元軍人は、イラクでの戦闘で、手榴弾の爆発により両目の視力を失っていた。
さらに一人娘を交通事故で亡くし、加害者から多額の示談金を受け取っていた。
ついに家に侵入する三人。
簡単に終わると思っていた「仕事」だったが、そこには想像を絶する恐怖が待ち受けていた。
この映画はスプラッター・ホラーではないものの、恐怖と緊張感を煽る描写は、少々古い言い回しだが、まさにスリラー映画と言えるものだ。
タイトルは「息をするな」の意味。
物音ひとつ立てられない緊張状態。
目が見えない相手の不気味な存在感。
それを画面から客観的に観ていながらも、映画の中の物語に引きずり込まれる恐怖感。
89分という短い映画ながらも、これ以上は緊張感に耐えられないと思えるほどの、ギリギリの内容だった。
しかも、オレが映画館で鑑賞した際、約90人収容の映画館で、観ていた観客はなんとオレ一人。
あの真っ暗な誰もいない空間で、たった一人この映画を観た緊張感と恐怖は格別のものだった。
心臓に自信のある方、是非一度ご覧あれ。
監督:フェデ・アルバレス
出演:ジェーン・レヴィ、ディラン・ミネット、スティーヴン・ラング
1980年代に一世を風靡したスプラッター・ホラーの代名詞「死霊のはらわた」の監督を務めたサム・ライミが製作を担当。
「死霊のはらわた」に同様の緊張感に包まれてたスリラー映画。
今や失業者の巣窟となってしまった街、デトロイト。
この街に住む少女ロッキーは、いつかこの街を出たいと思っている。
失業を機に働きにも出ず、娘であるロッキーに金の無心をする親の存在に、毎日鬱屈していた。
街を出るため身銭を稼ごうと、友人のアレックス、恋人のマネーと三人で空き巣を働く。
金には手を出さないというルールの下、盗品を売りさばいていた。
ところが、「盗品に高値を付けられない」と、仲介人にピンハネされる。
ついにタブーを犯し、金を盗むことを計画した三人は、ターゲットとして街に住む退役軍人の家を選んだ。
初老のこの元軍人は、イラクでの戦闘で、手榴弾の爆発により両目の視力を失っていた。
さらに一人娘を交通事故で亡くし、加害者から多額の示談金を受け取っていた。
ついに家に侵入する三人。
簡単に終わると思っていた「仕事」だったが、そこには想像を絶する恐怖が待ち受けていた。
この映画はスプラッター・ホラーではないものの、恐怖と緊張感を煽る描写は、少々古い言い回しだが、まさにスリラー映画と言えるものだ。
タイトルは「息をするな」の意味。
物音ひとつ立てられない緊張状態。
目が見えない相手の不気味な存在感。
それを画面から客観的に観ていながらも、映画の中の物語に引きずり込まれる恐怖感。
89分という短い映画ながらも、これ以上は緊張感に耐えられないと思えるほどの、ギリギリの内容だった。
しかも、オレが映画館で鑑賞した際、約90人収容の映画館で、観ていた観客はなんとオレ一人。
あの真っ暗な誰もいない空間で、たった一人この映画を観た緊張感と恐怖は格別のものだった。
心臓に自信のある方、是非一度ご覧あれ。
カシオペアフットサル大会 中学生の部&高校生の部
カシオペアフットサル大会小学生の部の翌日は、中学生の部、高校生の部が同時開催となった。
何しろ中学校も高校も、各4チームずつ、計8チームしか出場が無かった。
福岡中学校は釜石遠征が重なっていた事と、3年生には出場許可が下りなかったこともあって、わずか1チームのみの参加となった。
福岡1チーム、浄法寺1チーム、軽米2チームと、少々寂しい。
ほとんどが知った面々だっただけに、中学に行ってからの成長ぶりが見られるチャンスでもあった。
特に、軽米の3年生チームのメンバーで、亮弥達と一緒に秋田カップの先行メンバーにも選ばれた女子「つぐみ」の存在は大きかった。
フィジカルではやはり男子に押し切られることはあっても、寄せられる前にボールを散らしたり、足技でかわしたりと、実にいい感じに上達していた。
明里・響希もつぐみを参考にしていいんじゃないかと思えるほどだ。
福岡チームは、気持ちの面で相手よりも劣っている部分があったと感じてしまう。
あまり本気の気合が入っているようには見えなかった。
それでも響希は、今自分が出来る事をできる限りやろうとする姿勢が見えた。
深刻なのは明里。
恐らく今、重度のスランプなのかも知れない。
やる事成す事裏目に出てしまい、目標を見失ってしまっているように見える。
というより、今はあまりフットボールを楽しめないでいるように感じた。
確かに、部活における女子の扱いという事に関しては、外部の人間がとやかく言う事ではないが、部としても難しい事だろうし、本人達にとっても、分かってはいるけど納得出来ない部分が表面化してきているのではないだろうか。
出来る限り社会人チームの練習に誘っているのだが、響希やオレ、他の仲間とボールを蹴っている時はいいのだが、試合というステージになった時に、どうも身が入っていない部分が見え隠れしている。
オレの思い過ごしならいいんだけど…。
いずれ、そんな雰囲気が試合にも表れていたようで、学年差を考慮したとしても、「出来が悪かった」と断じる事になってしまった。
それにしても、亮弥、崇楽、翔吾たちが出ないのは寂しい。
学校側から許可が得られなかったらしいのだが、何とも残念だ。
もし出ていたらぶっちぎりの優勝だったんだろうなぁ。
高校の部はというと、個人的に衝撃を受けたのは、何と言っても祥汰の負傷だった。
シュートで思いっきり振り抜いた足と、相手ゴレイロの飛び出しが同時で、ボールを間に挟んでのぶつかり合いにより、足首を痛めてしまった。
その後、ギブスをした画像がオレに送られてきて、事の大きさを痛感した。
優勝は凌馬も参加した福高3年生チーム。
凌馬、孝輔、佑宇、陽希ら、元スポ少同期組が固まって結成したチームだ。
対する福高1年生チームも、祥汰の離脱がありながら、裕規、奨、安ヶ、浩岳らのスポ少同期チームとして食い下がった。
みんな成長している。
顔も姿も変わったメンバーもいる。
特に変わったのが佑宇。
はじめは小野寺総監督に気付かれなかったと自虐ネタを話してくれたので、後で引き合わせてようやく気付いてもらっていた。
よく見れば面影を残しているものの、確かにパッと見では分からないほど大人の顔になっていた。
そういうオレも、試合中はあまり目立ったプレーをしていなかったせいか、その日も気付くのがだいぶ遅くなったほどだ。
正之助に連れられて目の前に立ってようやく「おお!佑宇じゃんか!」とリアクションしてしまった。
佑宇が中3くらいの時に久しぶりにスポ少に顔を出した時は、全くわからなかったし。
変われば変わるもんだし、全く変わらずそのまま大きくなったヤツもいる。
こういう再会があるからこの大会は面白い。
あの面々も、それぞれの進むべき道を見つけて歩き始めている。
時代は移り変わっていくものですねぇ。
何しろ中学校も高校も、各4チームずつ、計8チームしか出場が無かった。
福岡中学校は釜石遠征が重なっていた事と、3年生には出場許可が下りなかったこともあって、わずか1チームのみの参加となった。
福岡1チーム、浄法寺1チーム、軽米2チームと、少々寂しい。
ほとんどが知った面々だっただけに、中学に行ってからの成長ぶりが見られるチャンスでもあった。
特に、軽米の3年生チームのメンバーで、亮弥達と一緒に秋田カップの先行メンバーにも選ばれた女子「つぐみ」の存在は大きかった。
フィジカルではやはり男子に押し切られることはあっても、寄せられる前にボールを散らしたり、足技でかわしたりと、実にいい感じに上達していた。
明里・響希もつぐみを参考にしていいんじゃないかと思えるほどだ。
福岡チームは、気持ちの面で相手よりも劣っている部分があったと感じてしまう。
あまり本気の気合が入っているようには見えなかった。
それでも響希は、今自分が出来る事をできる限りやろうとする姿勢が見えた。
深刻なのは明里。
恐らく今、重度のスランプなのかも知れない。
やる事成す事裏目に出てしまい、目標を見失ってしまっているように見える。
というより、今はあまりフットボールを楽しめないでいるように感じた。
確かに、部活における女子の扱いという事に関しては、外部の人間がとやかく言う事ではないが、部としても難しい事だろうし、本人達にとっても、分かってはいるけど納得出来ない部分が表面化してきているのではないだろうか。
出来る限り社会人チームの練習に誘っているのだが、響希やオレ、他の仲間とボールを蹴っている時はいいのだが、試合というステージになった時に、どうも身が入っていない部分が見え隠れしている。
オレの思い過ごしならいいんだけど…。
いずれ、そんな雰囲気が試合にも表れていたようで、学年差を考慮したとしても、「出来が悪かった」と断じる事になってしまった。
それにしても、亮弥、崇楽、翔吾たちが出ないのは寂しい。
学校側から許可が得られなかったらしいのだが、何とも残念だ。
もし出ていたらぶっちぎりの優勝だったんだろうなぁ。
高校の部はというと、個人的に衝撃を受けたのは、何と言っても祥汰の負傷だった。
シュートで思いっきり振り抜いた足と、相手ゴレイロの飛び出しが同時で、ボールを間に挟んでのぶつかり合いにより、足首を痛めてしまった。
その後、ギブスをした画像がオレに送られてきて、事の大きさを痛感した。
優勝は凌馬も参加した福高3年生チーム。
凌馬、孝輔、佑宇、陽希ら、元スポ少同期組が固まって結成したチームだ。
対する福高1年生チームも、祥汰の離脱がありながら、裕規、奨、安ヶ、浩岳らのスポ少同期チームとして食い下がった。
みんな成長している。
顔も姿も変わったメンバーもいる。
特に変わったのが佑宇。
はじめは小野寺総監督に気付かれなかったと自虐ネタを話してくれたので、後で引き合わせてようやく気付いてもらっていた。
よく見れば面影を残しているものの、確かにパッと見では分からないほど大人の顔になっていた。
そういうオレも、試合中はあまり目立ったプレーをしていなかったせいか、その日も気付くのがだいぶ遅くなったほどだ。
正之助に連れられて目の前に立ってようやく「おお!佑宇じゃんか!」とリアクションしてしまった。
佑宇が中3くらいの時に久しぶりにスポ少に顔を出した時は、全くわからなかったし。
変われば変わるもんだし、全く変わらずそのまま大きくなったヤツもいる。
こういう再会があるからこの大会は面白い。
あの面々も、それぞれの進むべき道を見つけて歩き始めている。
時代は移り変わっていくものですねぇ。
バーモントカップ県大会
3年振りのトーナメント進出を目指して、戦いの場へ身を投じた選手達。
勝つことを目標としてやってきた事の集大成だ。
結果から言えば、トーナメント進出はならなかった。
<第一試合>
千厩 4 - 2 二戸
<第二試合>
OGASA 2 - 3 二戸
千厩に敗北を喫したものの、OGASAには逆転勝利を収めている。
同グループのもう一試合は、
OGASA 1 - 0 千厩
という結果だった。
全チームが1勝1敗、勝ち点3で並ぶという混戦。
総得点で言えば、二戸5、千厩4、OGASA3。
失点で見ると、二戸6、千厩3、OGASA3。
同戦績の場合の優劣を決める要素である得失点差に換算してみると、千厩+1、OGASA±0、二戸-1。
もうお分かりだろう。
全チームがたった1点差にひしめく混戦だったという事だ。
そして、そのわずか1点が大きく運命を左右したという事だ。
結果から見て、これ程悔しい事は無い。
いつもこのブログで書く「一切の感情を排除された、残酷なまでの数字という現実」が降りかかってきたのである。
選手は一生懸命やっていたのだろうし、スタッフだって勝ちを目指していた事は間違いないだろう。
終わった後の「たら・れば」はいくら挙げてもキリがないところだが、防げた失点シーンがあった事も事実、取り切れなかった攻撃シーンがあった事も事実。
全ての現実が、まさに「数字」になって提示されたのである。
ベンチに入っていなかったオレだが、これはベンチにいたスタッフ同様に、悔やまれる試合だった。
試合開始前のミーティングで、「緊張している人!」との問いかけに、ほぼ全員が手を挙げた。
この大会にかける意気込みと言えるのかも知れない。
いい事なのだが、逆に言えば心の準備が出来ていなかったという事にもなる。
巧なんて夜中に4回もトイレに起きたと言ってたくらいだから、緊張の度合いは桁外れだったのだろう。
千厩戦は特にガチガチだった。
外野の身勝手な目線で書かせてもらえれば、この千厩戦での余計な失点は二つあった。
何という事のない場面での失点だった。
それを取り戻すかのように、OGASA戦では逆転劇を見せてくれた。
それだけに、あと一歩届かなかったという事実が重く感じられた。
これを経験した選手達が、これからの活動に対してどう思うのか。
試合に出られた・出られなかったにかかわらず、チームとして突き付けられた現実を目の当たりにして、今後の自分の在り方を考える事が出来るだろうか。
今回の様な僅差で明暗がわかれるという場面を経験したことを、フットボールシーズンの到来に向けて、自分の中でどう整理をつけるのか。
これからの活動の様子をしっかり見させてもらうとしよう。
それにしても悔しい…。
勝つことを目標としてやってきた事の集大成だ。
結果から言えば、トーナメント進出はならなかった。
<第一試合>
千厩 4 - 2 二戸
<第二試合>
OGASA 2 - 3 二戸
千厩に敗北を喫したものの、OGASAには逆転勝利を収めている。
同グループのもう一試合は、
OGASA 1 - 0 千厩
という結果だった。
全チームが1勝1敗、勝ち点3で並ぶという混戦。
総得点で言えば、二戸5、千厩4、OGASA3。
失点で見ると、二戸6、千厩3、OGASA3。
同戦績の場合の優劣を決める要素である得失点差に換算してみると、千厩+1、OGASA±0、二戸-1。
もうお分かりだろう。
全チームがたった1点差にひしめく混戦だったという事だ。
そして、そのわずか1点が大きく運命を左右したという事だ。
結果から見て、これ程悔しい事は無い。
いつもこのブログで書く「一切の感情を排除された、残酷なまでの数字という現実」が降りかかってきたのである。
選手は一生懸命やっていたのだろうし、スタッフだって勝ちを目指していた事は間違いないだろう。
終わった後の「たら・れば」はいくら挙げてもキリがないところだが、防げた失点シーンがあった事も事実、取り切れなかった攻撃シーンがあった事も事実。
全ての現実が、まさに「数字」になって提示されたのである。
ベンチに入っていなかったオレだが、これはベンチにいたスタッフ同様に、悔やまれる試合だった。
試合開始前のミーティングで、「緊張している人!」との問いかけに、ほぼ全員が手を挙げた。
この大会にかける意気込みと言えるのかも知れない。
いい事なのだが、逆に言えば心の準備が出来ていなかったという事にもなる。
巧なんて夜中に4回もトイレに起きたと言ってたくらいだから、緊張の度合いは桁外れだったのだろう。
千厩戦は特にガチガチだった。
外野の身勝手な目線で書かせてもらえれば、この千厩戦での余計な失点は二つあった。
何という事のない場面での失点だった。
それを取り戻すかのように、OGASA戦では逆転劇を見せてくれた。
それだけに、あと一歩届かなかったという事実が重く感じられた。
これを経験した選手達が、これからの活動に対してどう思うのか。
試合に出られた・出られなかったにかかわらず、チームとして突き付けられた現実を目の当たりにして、今後の自分の在り方を考える事が出来るだろうか。
今回の様な僅差で明暗がわかれるという場面を経験したことを、フットボールシーズンの到来に向けて、自分の中でどう整理をつけるのか。
これからの活動の様子をしっかり見させてもらうとしよう。
それにしても悔しい…。
バーモント県大会に向けて
いよいよ明日はバーモントの県大会だ。
亮弥世代以来、トーナメント出場が叶わなかったが、今年はどうだろうか。
相手は千厩、OGASA。
県大会ともなれば、どのチームも実力の高いチームばかりなので、今更ジタバタしてもしょうがない。
地区予選の時の修正点を、この短い期間でどこまで理解を深められたかは未知数だが、県大会に出場してくるチームともなれば、そういった点を見逃してくれるほど甘くない。
チームプランとして掲げた事を、全員が理解、共有できているかが大きなポイントだ。
細かいところは練習の中で指摘されてきたと思うので、大きな視野で言わせてもらうと、「サボれば負ける」という事。
後から追いかけて追いつくほどヤワな試合などないだろう。
正面から受け止める、前もって対処する、という先手が必要になってくる。
つまりは予測と集中力の問題だ。
相手だって遊んでるんじゃないし、こちらの都合には合わせてくれない。
こちらのペースに持ち込むという事は、こちらで主導権を握るという事だが、自分達のリズムを作り出す事と同時に、相手のどんなリズムにも対処出来る準備を整える事も必要だ。
単純な事だが、周りを見る、声を掛けるといった基本的な事をもっともっと突き詰めていかなければならない。
フットサルをフットサルとして頑張る事は当然の事だし大事な事だが、これを来たるべきフットボールシーズンに向けての礎にしないことには、ここでの努力は効果を発揮しない。
技術も大事だが、もっと基本的な事に立ち返って見つめなおしてみよう。
とにかく第一に「気持ち」だ。
相手と真剣に戦う姿勢を見せてくれよ。
亮弥世代以来、トーナメント出場が叶わなかったが、今年はどうだろうか。
相手は千厩、OGASA。
県大会ともなれば、どのチームも実力の高いチームばかりなので、今更ジタバタしてもしょうがない。
地区予選の時の修正点を、この短い期間でどこまで理解を深められたかは未知数だが、県大会に出場してくるチームともなれば、そういった点を見逃してくれるほど甘くない。
チームプランとして掲げた事を、全員が理解、共有できているかが大きなポイントだ。
細かいところは練習の中で指摘されてきたと思うので、大きな視野で言わせてもらうと、「サボれば負ける」という事。
後から追いかけて追いつくほどヤワな試合などないだろう。
正面から受け止める、前もって対処する、という先手が必要になってくる。
つまりは予測と集中力の問題だ。
相手だって遊んでるんじゃないし、こちらの都合には合わせてくれない。
こちらのペースに持ち込むという事は、こちらで主導権を握るという事だが、自分達のリズムを作り出す事と同時に、相手のどんなリズムにも対処出来る準備を整える事も必要だ。
単純な事だが、周りを見る、声を掛けるといった基本的な事をもっともっと突き詰めていかなければならない。
フットサルをフットサルとして頑張る事は当然の事だし大事な事だが、これを来たるべきフットボールシーズンに向けての礎にしないことには、ここでの努力は効果を発揮しない。
技術も大事だが、もっと基本的な事に立ち返って見つめなおしてみよう。
とにかく第一に「気持ち」だ。
相手と真剣に戦う姿勢を見せてくれよ。
カシオペアフットサル大会 小学生の部 よもやま話
劇的な幕切れの決勝戦。
何が起こるかわからないスリル。
理論では説明のつかない結果。
これらを合わせて考えても、実際にプレーしていた選手達の気持ちがどれほどのものだったかという事についてだけは、間違いなく「真剣勝負」の中にあったのだと確信出来る。
スポ少でのレギュラーメンバーを多く抱えていながら、あと一歩のところで優勝を逃した金田一の面々、大飛、晴隆、楓雅は、こういう言い方は失礼かもしれないが、このような大会であったとしても、負ける事の悔しさというものを感じて泣くという行為を見せていた。
正直これは自然な事で、負けて泣くなんて大したものだと思っている。
普通は、負けて泣くなんてみっともない、とか、負けて泣くくらいなら泣かなくて済むくらいの努力をしろ、とか言われることが多いのだが、オレの感想は全く違う。
負けて泣く。
これは感情の一部、いや、全てだと思うから。
数字という冷徹な現実が突きつける事実は、それまでの努力の積み重ねなど入り込む余地もない。
結果は結果としか言えないからだ。
それを求めて努力してきたという事の、自分自身の心の問題だ。
人前で泣くことなど、オレはこれっぼっちも恥ずかしいとは思わない。
強がって何も感じていない振りをしたり、笑って気持ちをごまかそうとする事の方が余程恥ずかしい。
女子の面々にしたって、負けて泣く子はたくさんいた。
悔しい気持ちもあるだろうし、やり切った事への自分自身への感動もあるだろう。
こういう場面に出くわすと、やっぱり気持ちって大事なんだなと思う。
今年見る事が出来た男子の決勝戦は、近年稀にみる劇的な試合だった。
しかし、これまでの自分が携わった歴史の中で、去年の女子決勝ほどエキサイティングだった試合は無い。
会場の狭さも関係しているかも知れなかったが、あの「明里・福岡 対 中央・響希」の試合ほど盛り上がった試合は無かった。
凌馬の時代には、決勝戦にもかかわらず15-1(だったかな?)という大差だったし、亮弥の時代には、亮弥チームが決勝目前で敗れ、崇楽の中央と浄法寺の試合はPK戦までもつれ、崇楽達が敗れる場面も見てきている。
色んな形の試合展開があるが、初めから最後まで、がっぷり四つでぶつかり合ったあの試合だけは別格だった。
会場の関係とはいえ、一般ギャラリーが入れなかったという事が、これほどまでに悔やまれる試合は無い。
果たして来年以降、これを超える名勝負が生まれるだろうか。
期待しよう。
何が起こるかわからないスリル。
理論では説明のつかない結果。
これらを合わせて考えても、実際にプレーしていた選手達の気持ちがどれほどのものだったかという事についてだけは、間違いなく「真剣勝負」の中にあったのだと確信出来る。
スポ少でのレギュラーメンバーを多く抱えていながら、あと一歩のところで優勝を逃した金田一の面々、大飛、晴隆、楓雅は、こういう言い方は失礼かもしれないが、このような大会であったとしても、負ける事の悔しさというものを感じて泣くという行為を見せていた。
正直これは自然な事で、負けて泣くなんて大したものだと思っている。
普通は、負けて泣くなんてみっともない、とか、負けて泣くくらいなら泣かなくて済むくらいの努力をしろ、とか言われることが多いのだが、オレの感想は全く違う。
負けて泣く。
これは感情の一部、いや、全てだと思うから。
数字という冷徹な現実が突きつける事実は、それまでの努力の積み重ねなど入り込む余地もない。
結果は結果としか言えないからだ。
それを求めて努力してきたという事の、自分自身の心の問題だ。
人前で泣くことなど、オレはこれっぼっちも恥ずかしいとは思わない。
強がって何も感じていない振りをしたり、笑って気持ちをごまかそうとする事の方が余程恥ずかしい。
女子の面々にしたって、負けて泣く子はたくさんいた。
悔しい気持ちもあるだろうし、やり切った事への自分自身への感動もあるだろう。
こういう場面に出くわすと、やっぱり気持ちって大事なんだなと思う。
今年見る事が出来た男子の決勝戦は、近年稀にみる劇的な試合だった。
しかし、これまでの自分が携わった歴史の中で、去年の女子決勝ほどエキサイティングだった試合は無い。
会場の狭さも関係しているかも知れなかったが、あの「明里・福岡 対 中央・響希」の試合ほど盛り上がった試合は無かった。
凌馬の時代には、決勝戦にもかかわらず15-1(だったかな?)という大差だったし、亮弥の時代には、亮弥チームが決勝目前で敗れ、崇楽の中央と浄法寺の試合はPK戦までもつれ、崇楽達が敗れる場面も見てきている。
色んな形の試合展開があるが、初めから最後まで、がっぷり四つでぶつかり合ったあの試合だけは別格だった。
会場の関係とはいえ、一般ギャラリーが入れなかったという事が、これほどまでに悔やまれる試合は無い。
果たして来年以降、これを超える名勝負が生まれるだろうか。
期待しよう。
カシオペアフットサル大会 小学生の部
例年行われている冬の学校対抗のフットサル大会が今年も行われた。
昨年は会場の都合により、場所を浄法寺に移しての開催だったが、今年はいつもの「スポセン」での開催だ。
今年はスポ少組が固まることなく、各学校にうまい具合に散らばった感があった。
それでも優勝候補としての下馬評の高いのは、6年生のメインメンバーがフィールドプレイヤーとして3人集まっている金田一。
安定の戦力を誇るこのチームが抜け出している状態。
5年生も含めるとなかなかのチーム力を持っているのが福岡。
強烈な個性を持つメンバーに引っ張られている中央、そして石切所。
こんな感じだろうか。
それでも小学生くらいでは、スポ少のメンバーがいなくても、運動神経の良さを武器に、台風の目になる素質を持ったチームが多いので、簡単に優勝予想は出来ないし、それがまたいい意味での醍醐味ともなっている。
下世話な優勝予想としては、昨年と一昨年は福岡の圧倒が想像出来たものの、その前の年は福岡と中央の一騎打ちになる予想が外れてしまった。
さて試合はというと、大飛、晴隆、楓雅の揃っている金田一が順当に抜けてきた。
運営と審判との任務で、全試合を詳しく見ていられなかったのだが、成良、脩蔵、裕登達が中心となる福岡は、決勝の前に討たれてしまったようだ。
台風の目と思われた石切所も、決勝までは届かなかった。
決勝のカードは、金田一対中央に決まった。
決勝戦。
地力に勝るのか、圧倒的なボール回しから先制点を叩き込んだ金田一。
大飛、晴隆、楓雅のトライアングルはやはり盤石だ。
対して中央は、駿太朗をフィールドに置き、巧と共に攻め切る戦術を取ったようだ。
この2人の頑張りは、仲間のプレーにも影響を与え、結局は金田一にそれ以上の得点を許さなかった。
後半も安定した力を見せつける金田一。
しかし、後半も残り半分というあたりから、中央の勢いが押し始めてきた。
守り切ろうという意識が働いたのか、防戦一方になる金田一。
それでも2点取られる雰囲気は無かったのだが、押し込まれた状態を押し戻せなかった金田一は、ついに中央の同点ゴールを許してしまった。
残り3分となったところで、形勢は一気に逆転。
中央の押しは勢いを衰えさせることなく、金田一ゴールに襲い掛かった。
スポ少組3人で攻め切りたい金田一だったが、一度引いてしまった態勢を基に戻すのは困難で、攻めても攻めてもゴールを割る事が出来ない。
そんな中、一瞬の隙が出来た。
金田一のトリオ攻撃をギリギリで凌いだ中央。
そのゴレイロからのボールがカウンターの形になり、サイドに開いていた駿太朗に収まる。
収まったと同時に時間をかけずに中に折り返す。
走り込んできた巧みにぴったりと合い、巧もまた、トラップから間髪入れずにトゥーキックでタイミングをずらしたシュートを放つ。
これがゴール隅に突き刺さり、劇的な逆転。
残り時間は1分を切っていた。
金田一の反撃とはいかず、そのままブザー。
近年稀にみる劇的な幕切れだった。
優勝は中央小。
スコアは2-1。
そして、女子の部の優勝も中央小だった。
昨年の福岡に続き、今年は中央のアベック優勝。
女子の部もまた、例年通りの異様な熱気に包まれた試合ばかりだった。
学校対抗という大きなイベントとして定着しているこの大会。
小学校という環境下において、フットサルという特定のスポーツの観点から見れば、こういうイベントの大切さがよくわかる。
経験・未経験問わず、ひとつのスポーツにおいて、特別なスキルも用具も必要としないフットサルというものが、今後の子供達の生き様の中に、何か一石を投じるものになると期待している。
5人1チームで一つのボールを追いかけ、ひとつの目標を目指すという事は、これからの長い人生の中の真理のひとつになる気がする。
とは言い過ぎかな?
昨年は会場の都合により、場所を浄法寺に移しての開催だったが、今年はいつもの「スポセン」での開催だ。
今年はスポ少組が固まることなく、各学校にうまい具合に散らばった感があった。
それでも優勝候補としての下馬評の高いのは、6年生のメインメンバーがフィールドプレイヤーとして3人集まっている金田一。
安定の戦力を誇るこのチームが抜け出している状態。
5年生も含めるとなかなかのチーム力を持っているのが福岡。
強烈な個性を持つメンバーに引っ張られている中央、そして石切所。
こんな感じだろうか。
それでも小学生くらいでは、スポ少のメンバーがいなくても、運動神経の良さを武器に、台風の目になる素質を持ったチームが多いので、簡単に優勝予想は出来ないし、それがまたいい意味での醍醐味ともなっている。
下世話な優勝予想としては、昨年と一昨年は福岡の圧倒が想像出来たものの、その前の年は福岡と中央の一騎打ちになる予想が外れてしまった。
さて試合はというと、大飛、晴隆、楓雅の揃っている金田一が順当に抜けてきた。
運営と審判との任務で、全試合を詳しく見ていられなかったのだが、成良、脩蔵、裕登達が中心となる福岡は、決勝の前に討たれてしまったようだ。
台風の目と思われた石切所も、決勝までは届かなかった。
決勝のカードは、金田一対中央に決まった。
決勝戦。
地力に勝るのか、圧倒的なボール回しから先制点を叩き込んだ金田一。
大飛、晴隆、楓雅のトライアングルはやはり盤石だ。
対して中央は、駿太朗をフィールドに置き、巧と共に攻め切る戦術を取ったようだ。
この2人の頑張りは、仲間のプレーにも影響を与え、結局は金田一にそれ以上の得点を許さなかった。
後半も安定した力を見せつける金田一。
しかし、後半も残り半分というあたりから、中央の勢いが押し始めてきた。
守り切ろうという意識が働いたのか、防戦一方になる金田一。
それでも2点取られる雰囲気は無かったのだが、押し込まれた状態を押し戻せなかった金田一は、ついに中央の同点ゴールを許してしまった。
残り3分となったところで、形勢は一気に逆転。
中央の押しは勢いを衰えさせることなく、金田一ゴールに襲い掛かった。
スポ少組3人で攻め切りたい金田一だったが、一度引いてしまった態勢を基に戻すのは困難で、攻めても攻めてもゴールを割る事が出来ない。
そんな中、一瞬の隙が出来た。
金田一のトリオ攻撃をギリギリで凌いだ中央。
そのゴレイロからのボールがカウンターの形になり、サイドに開いていた駿太朗に収まる。
収まったと同時に時間をかけずに中に折り返す。
走り込んできた巧みにぴったりと合い、巧もまた、トラップから間髪入れずにトゥーキックでタイミングをずらしたシュートを放つ。
これがゴール隅に突き刺さり、劇的な逆転。
残り時間は1分を切っていた。
金田一の反撃とはいかず、そのままブザー。
近年稀にみる劇的な幕切れだった。
優勝は中央小。
スコアは2-1。
そして、女子の部の優勝も中央小だった。
昨年の福岡に続き、今年は中央のアベック優勝。
女子の部もまた、例年通りの異様な熱気に包まれた試合ばかりだった。
学校対抗という大きなイベントとして定着しているこの大会。
小学校という環境下において、フットサルという特定のスポーツの観点から見れば、こういうイベントの大切さがよくわかる。
経験・未経験問わず、ひとつのスポーツにおいて、特別なスキルも用具も必要としないフットサルというものが、今後の子供達の生き様の中に、何か一石を投じるものになると期待している。
5人1チームで一つのボールを追いかけ、ひとつの目標を目指すという事は、これからの長い人生の中の真理のひとつになる気がする。
とは言い過ぎかな?
バーモント地区予選 1位通過
2日間に渡って行われた地区予選。
二戸FCは全勝で終え、県北・岩手地区の第1代表の座を射止めた。
これは3年前の亮弥世代以来の事だ。
当時の亮弥世代においては、個々の能力の高さには心配事は無かったものの、フットボールからフットサルへの切り替えが出来ているのかどうかに、一抹の不安があった。
終わってみれば、個々の能力は、そんな心配を吹き飛ばすほどしっかりしたものであったことを実感した。
事実、県大会のグループリーグを突破し、あのグルージャ戦の死闘を繰り広げるほどであった。
さて今回はというと、タレント揃いであることは分かっている事だが、果たして試合に臨む姿勢が出来ているかというところに着目してみた。
能力的に劣る部分は無いと断言してもいいと思うのだが、それがチームとしての機能に大きく貢献できているかという事が問題だ。
あまり比べるのも失礼かもしれないが、亮弥世代の面々は、それぞれのキャラクターと役割がはっきりしていた。
自然に個性を活かすチームになっていたと言えるかも知れない。
今回は圧倒的な個性という事よりも、個々の能力が全体のレベルを押し上げているという図式に見えた。
それだけに、あまりにも全員が同じ方向を向き過ぎてしまう事に不安があった。
<1次リーグ・第1試合>
葛巻 0 - 5 二戸
<1次リーグ・第2試合>
安代 2 - 4 二戸
<2次リーグ・第1試合>
滝沢 2 - 4 二戸
<2次リーグ・第2試合>
鵜飼 2 - 4 二戸
<第1代表決定戦>
久慈 2 - 5 二戸
全体を通じて言える事は、「早い段階での先制点、中盤でペースダウン、終盤であわただしく追加点を重ねる」という流れ。
観ている側としてはハラハラさせられた。
失点もあったが、結局は一度もリードを許すことなく勝ち進んでいる。
攻撃力に関しては、ある程度自信を持つ事も出来るだろう。
圧倒的な力の差を感じさせないながらも、気が付くと勝っているという、相手からすれば非常にやりづらいチームではないだろうか。
結果として見ればいい事だ。
ただ、攻撃に移る時のプレーエリアの横幅がまだまだ狭い。
点を取りたいのは分かるが、真っすぐゴール前に突っ込んで行っても、混雑している所に飛び込んで行くだけで、可能性は広がらない。
いかにして自分がプレーしやすい状況を作るかを考えて、相手の外し方、スペースの作り方というものをこれからどんどん吸収していってほしい。
さて守備面で問題なのが、試合時間中盤でぼやけてしまう事と、失点のパターンが決まっている事だ。
8割は同じパターンで失点している。
後ろ側に2人いるにもかかわらず、その間や頭上を越されて裏を取られるシーンが目立った。
端的に言えば、相手ボールの時に守備に戻っていない、あるいは戻っていても守備になっていないという事だ。
どこを埋めなければならないのか、どこを塞がなければならないのか、どこが危ないのかという事について、まだまだ守備の意識が足りない。
守備の際に、相手の後ろを追いかけたり、いつまでも相手と並走している場面がまだまだみられる。
守るというものがどういう状態なのかという事について、時間はわずかしかないが、もっともっと頭の中でも理解を深めることが必要だ。
少々消極的な物言いだが、攻撃が必ず実るとは限らないが、守備を盤石にすれば負ける事は無い。
攻める事ももちろん重要だが、守備を考えたときに、これくらいの意識で臨まないと、強い相手は見逃してはくれない。
現に失点しているという事は、そういう状態だったという事だ。
フットサルの様な攻守が目まぐるしく変わるスポーツにおいて、攻撃する人・守る人というようなはっきりした役割分担は出来ない。
その為にも、全体的な状況をよく見る事、声を掛け合う事という基本的な事が大事になってくる。
複数人数で行われるスポーツにおいて、個の能力には限界がある。
それを補うためのチームメイトであることを忘れてはならないし、自分がどう貢献するのかを常に考えなければならない。
いくらクドクドと指導する側から言ったところで、結局プレーするのは自分達だ。
指導者からの指導は念頭に置きつつ、自分達で作り上げるゲームというものを見せてもらいたい。
充分に出来る能力は持っていると思う。
県大会での健闘を祈る。

「自分を活かすことは周りを活かすこと。周りを活かすことは自分を活かすこと。」
二戸FCは全勝で終え、県北・岩手地区の第1代表の座を射止めた。
これは3年前の亮弥世代以来の事だ。
当時の亮弥世代においては、個々の能力の高さには心配事は無かったものの、フットボールからフットサルへの切り替えが出来ているのかどうかに、一抹の不安があった。
終わってみれば、個々の能力は、そんな心配を吹き飛ばすほどしっかりしたものであったことを実感した。
事実、県大会のグループリーグを突破し、あのグルージャ戦の死闘を繰り広げるほどであった。
さて今回はというと、タレント揃いであることは分かっている事だが、果たして試合に臨む姿勢が出来ているかというところに着目してみた。
能力的に劣る部分は無いと断言してもいいと思うのだが、それがチームとしての機能に大きく貢献できているかという事が問題だ。
あまり比べるのも失礼かもしれないが、亮弥世代の面々は、それぞれのキャラクターと役割がはっきりしていた。
自然に個性を活かすチームになっていたと言えるかも知れない。
今回は圧倒的な個性という事よりも、個々の能力が全体のレベルを押し上げているという図式に見えた。
それだけに、あまりにも全員が同じ方向を向き過ぎてしまう事に不安があった。
<1次リーグ・第1試合>
葛巻 0 - 5 二戸
<1次リーグ・第2試合>
安代 2 - 4 二戸
<2次リーグ・第1試合>
滝沢 2 - 4 二戸
<2次リーグ・第2試合>
鵜飼 2 - 4 二戸
<第1代表決定戦>
久慈 2 - 5 二戸
全体を通じて言える事は、「早い段階での先制点、中盤でペースダウン、終盤であわただしく追加点を重ねる」という流れ。
観ている側としてはハラハラさせられた。
失点もあったが、結局は一度もリードを許すことなく勝ち進んでいる。
攻撃力に関しては、ある程度自信を持つ事も出来るだろう。
圧倒的な力の差を感じさせないながらも、気が付くと勝っているという、相手からすれば非常にやりづらいチームではないだろうか。
結果として見ればいい事だ。
ただ、攻撃に移る時のプレーエリアの横幅がまだまだ狭い。
点を取りたいのは分かるが、真っすぐゴール前に突っ込んで行っても、混雑している所に飛び込んで行くだけで、可能性は広がらない。
いかにして自分がプレーしやすい状況を作るかを考えて、相手の外し方、スペースの作り方というものをこれからどんどん吸収していってほしい。
さて守備面で問題なのが、試合時間中盤でぼやけてしまう事と、失点のパターンが決まっている事だ。
8割は同じパターンで失点している。
後ろ側に2人いるにもかかわらず、その間や頭上を越されて裏を取られるシーンが目立った。
端的に言えば、相手ボールの時に守備に戻っていない、あるいは戻っていても守備になっていないという事だ。
どこを埋めなければならないのか、どこを塞がなければならないのか、どこが危ないのかという事について、まだまだ守備の意識が足りない。
守備の際に、相手の後ろを追いかけたり、いつまでも相手と並走している場面がまだまだみられる。
守るというものがどういう状態なのかという事について、時間はわずかしかないが、もっともっと頭の中でも理解を深めることが必要だ。
少々消極的な物言いだが、攻撃が必ず実るとは限らないが、守備を盤石にすれば負ける事は無い。
攻める事ももちろん重要だが、守備を考えたときに、これくらいの意識で臨まないと、強い相手は見逃してはくれない。
現に失点しているという事は、そういう状態だったという事だ。
フットサルの様な攻守が目まぐるしく変わるスポーツにおいて、攻撃する人・守る人というようなはっきりした役割分担は出来ない。
その為にも、全体的な状況をよく見る事、声を掛け合う事という基本的な事が大事になってくる。
複数人数で行われるスポーツにおいて、個の能力には限界がある。
それを補うためのチームメイトであることを忘れてはならないし、自分がどう貢献するのかを常に考えなければならない。
いくらクドクドと指導する側から言ったところで、結局プレーするのは自分達だ。
指導者からの指導は念頭に置きつつ、自分達で作り上げるゲームというものを見せてもらいたい。
充分に出来る能力は持っていると思う。
県大会での健闘を祈る。

「自分を活かすことは周りを活かすこと。周りを活かすことは自分を活かすこと。」