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【音楽】レクイエム ニ短調 K.626/ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1791)

モーツァルトの死により未完のままとなっていたものを、弟子のジュスマイヤーの手によって保管されたモーツァルトの遺作。
匿名の依頼によって書かれたこのレクイエムは、依頼主の伯爵が、書かれた譜面を写譜して自分の名前で世に出そうとしていたものである。
全7章14曲で構成され、特に有名なのは第2章「セクエンツィア(続唱)」の第3曲「ディエス・イレー(怒りの日)」。
今回貼り付けたのは、第2章「セクエンツィア(続唱)」の第7曲「コンフターティス(呪われ退けられし者達が)」と第8曲「ラクリモサ(涙の日)」で、映画「アマデウス」のクライマックスでモーツァルトとサリエリが協同執筆するシーンで使われている。

死者のためのミサ曲として、亡き母に。




「Requiem in D-Minor K.626-Confutatis & Lacrimosa/Wolfgang Amadeus Mozart」
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【音楽】練習曲 作品10 第3番 ホ長調/フレデリック・フランソワ・ショパン(1833)

ショパンが作曲した独奏ピアノ曲の中でも有数の知名度を誇る名曲。
日本においては、「別れの曲」の名で広く知られている。
これは1934年のドイツ映画の邦題『別れの曲』において、同曲が主題となって物語が展開していったという経緯に因むもので、クラシック全体を見渡しても映画音楽での利用が曲名として普及した例は唯一と言えるほど。
技巧よりも旋律的な表現力が必要になる曲だ。
有名な序盤と終盤の甘い旋律ばかりが注目される曲であるが、中間部にショパンならではの激情的な部分があり、高難易度の曲となっている。

この曲、以前特集していた「失恋ソング特集」の中で紹介しようと思っていたのだが、何となく全体の流れ的に、文章構成をこの曲に持っていけなかったので先延ばしにしていた。
今回母の逝去に伴い、父の影響からクラシック好きになっていた母を偲んで書く事にした。
ピアニストとしては、ホロヴィッツ、グールド、キーシン、ブーニンなど様々な名演があるが、今回はウラディーミル・アシュケナージの1963年の録音を貼り付けてみました。

改めて、「安らかに。」



「Etude No.3 Opus.10 E Major/Frederic Francios Chopin」

別れ Rest in peace

2016年11月6日、午前8時40分。
(診断書では午前9時9分)
母、永眠。
享年81歳。

11月2日早朝。
前日に行った膝の手術から目覚め、朝食前に一晩付き添った父から与えられた一杯の水を飲んだあと急変。
心停止状態になるも、懸命の処置により、心肺機能は回復。
しかしその後6日間、結局一度も意識が戻ることなく、オレが付き添いで病室に泊まった日の翌朝に旅立ってしまった。

全ての儀が終わり、いつもの生活に戻ったものの、改めて振り返ってみても実感が湧かない。
忌の際も、火葬の直前にも、あれほど悲しんで、あれほど泣きはらしたはずなのに、この世にいないという実感が無い。
遺骨も拾い、実家には遺影も飾られ、遺品の整理にも着手し、戒名も貰って位牌に収まっているというのに。
まだ病室にいるような、いや、実家に行けばまだいるような気がしている。
歳も歳だったし、ある程度覚悟していた。
しかしなぜか未だに喪失感というものに襲われていない。
もういないことはわかっている。
でもなぜか、いなくなった実感が無い。
49日がまだなので、仏様になっていないからなのだろうか。
離れて暮らして、もう20数年経っているからなのだろうか。

考えてみれば、オレがこの歳になるまで生きていてくれた事には感謝すべきなのだろう。
世の中にはもっと早いうちに死別してしまった人だってたくさんいるのだから。
きっと最後まで心配してくれていたのだろう。
最後まで心配かけてしまっていたのだろう。
ここ数年スポ少に携わるようになって、子供達の親の姿を見ていると、子供がいないオレにも親の心というものが少しだけ判るようになった。
そこで思うような事を、いつも思っていてくれていたのだろう。

普段の生活をする事が、心配を解消する唯一の方法なのかも知れない。
実感が湧かずにいるということは、すでにいつもの生活に戻っているのかも知れない。
そのうちにこの事実をしっかり受け止めた上で、いつもの生活に戻るようにしたい。

最後を看取った時にかけた言葉。
「ありがとう。」
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