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46年物語

といっても何も無いのよ。
本当に何も無かった1年が過ぎ、順調に歳を取っていくわけだ。
いや、何も無い事こそが幸せなのかも知れない。
毎年言ってるなぁ。

世の46歳と言えば、もっと立派に社会的な地位を確立しているものだろう。
場合によっては、孫だっていてもおかしくない。
オレはといえば、子宝には縁が無く、社会的な出世欲も無い。
人が誰かよりも偉いとかいう事が、どれほどのものなのか判らないし興味も無い。
オレはいつでも下っ端意識なので、何をやるにしても「オレより出来ないやつはいない」と思っている。
だからって卑下することもないし、優位に立って偉そうにする気もない。
人なんて結局最後は、生まれた時と同じく裸同然で死んでいくもの。
地位とか名声とかによって寿命が延びるわけじゃなし。
また、無意味に寿命が延びたって「生き地獄」が待っているかもしれない。
生きるも死ぬも地獄なら、生きて地獄を味わおう。
生きていれば天国を味わうことも出来るかもしれないし、死んでしまえばそれ以上は何も無くなるし。

・・・なんか、たかが自分の誕生日ごときで大袈裟な話になってしまった。
まあ要するに、周りから何と言われようと、自分が納得して生きているならそれでいいじゃないか。
こうやってまた来年のこの日、くだらない人生訓みたいなことを書き綴っているオレがいることを期待しよう。
こんなオレでも幸せに思ってることだってあるんだから。

それにしても、44歳の時は「44マグナム」とか書いたし、45歳の時は「45rpm(<45回転>シングルレコードの回転数)」とか書いたのに、46って何にも例えが無いなぁ・・・。
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女子代表 準優勝

更新をサボっている間に、話題としては新鮮味のなくなってしまった女子ワールドカップ。
今回のW杯は、残念ながら連覇とはいかなかった。
それほど簡単な事ではないと判っていながら、期待値は大きかったのも事実。
決勝戦の結果に、メディアによる一部報道では、「まさかの」とか「悪夢」とか書かれている。
オレ個人的には、この結果は実に妥当な結果だと思うし、「悪夢」とも思えないし落胆もしていない。
ちょっと個人的な感想を、したり顔で書いてみようと思う。

大会を通じて言える事は、「ダイナミズム」や「スペクタクル」が薄れていたという印象。
前回大会との単純な比較では語れないかも知れないが、「横パス」と「サイド攻撃」が極端に少なくなった気がする。
バックラインや中盤の底から前線に放り込む形ばかりが目立ち、ショートパスやサイドの大胆な上がりが鳴りを潜めていたように見えた。
これが現在の新しい代表の姿なのかもしれないので、一概にそれが悪いとは言えない。
しかしそれが得点の形になっていないことも事実で、自らボールを失うプレーをしていたようにも見えた。
受身になっていたとも考えたくはない。
これが前回女王の苦しい部分なのかもしれない。
かつてAPPICUPでファクサーが2連覇した時と印象が似ている。
初優勝の時は、とにかく何も考えずにがむしゃらにという感じだったが、翌年はどこか火の粉を払いのけるような感じだった。
女子代表も高みに立っていたとは言わないが、試合への入り方で先を越された印象だ。
立ち上がりがピリッとしない事は、これまでの予選の戦いぶりを見ても判るとおりで、アメリカはそこをきっちりと突いてきた。
落ち着かないうちに2失点を喫し、クリアミスから失点が続くと、今度はキーパーの裏をかかれた。
スコア的には勝負がついていたのだろうが、試合的には勝負がついたようには見えなかったのも事実。
その後2点返している事からも言えることだが、まだまだ可能性を残していたように見えた。
試合的には5失点目が全てを決めた感じだった。
あくまでも個人的な感想だけどね。

なぜ負けたかということは、テレビでプロの解説者が分析してくれるだろう。
オレの様な素人目から見て言える事は、「これが実力」という事しかない。
走力、スピード、コンディション、日程、気力、精神力、戦術等々、全ての要素がひとつになって得られるのが結果だ。
どれか、あるいは全てにおいて上回っていたのがアメリカだったという事に尽きる。

しかし最初にも書いたが、悪夢とも思わないし落胆もしていない。
大会を通じて1失点しかなかったアメリカから、1試合で2点を取ったことは評価出来る。
それでもこの大会に対する意気込みは、試合を見ていれば良く伝わってくる。
準決勝なんて特にそうだった。
極論すれば、アメリカは前回大会の決勝戦直後から、この日の為だけに準備をしてきたと言ってもいいのかも知れない。

恒例 体力強化月間

約1週間ぶりのブログだ。
正直言って、色々あってサボってました。
事情を知っているのはひとりだけかな。

毎年恒例の体力強化月間である7月。
八幡平サマーチャレンジカップ、ミルマエ・サマーキャンプと、ハードスケジュールを乗り越えてきた。
ここで見えてきた課題、見えてきた良い兆し、それぞれが今後長く続いて欲しいフットボール人生の1ページになって欲しいと思っている。
課題や良い兆しの話はここでは置いといて、今回は不覚にも子供達に顔合わせが出来ない事態に・・・。
ミルマエ・サマーキャンプに招待頂き、今回珍しく泊まることが出来たので、懇親会にも参加させて頂いた。
自分ではそんなつもりも無かったのだが、きっと飲み過ぎたのだろう。
翌日の明け方から「祭り」が始まった。
当然朝食も食べられず、朝の散歩にも立ち上がることすら出来ず、最低な事にチームへの帯同すら出来なくなってしまった。
日向にいると溶けていくような気になるほど体調は悪く、運良く審判修行に来てくれていた久慈のレディース・レフェリーズに全てをお任せして、昼過ぎまで車でダウン。
元々飲む人間ではないとはいえ、アルコール交流の下手さ加減を露呈した形となった。
自分が苦しむのは当然というか仕方ないとしても、それが周りの人達、特に子供達に対する示しの無さをさらけ出したことは、笑い話では済まないほどの教訓として重く置けとめよう。
それとレフェリーズの方々、有難うございました。
今週は都合によりチームへの帯同が出来ない状態となってしまったが、また来週は1からのスタートだ。
地に落ちたイメージを挽回せねば。
・・・って、オレってそもそも良いイメージってあるのか???

いやあ、それにしても情けない・・・。
「酒は飲んでも飲まれるな」っていう標語もあるのに・・・。

アドミラール 奮戦記

女子代表も頑張っているが、我がアドミラールだって頑張っている。
今年の県リーグは、全チームが実力伯仲。
浅里曰く、「どこが優勝してもおかしくない」。

その言葉を裏付けるように、これまでの戦いはほとんどが僅差のゲーム。
先制されながらも、終盤で逆転するという展開ばかりだったようだ。
戦力の分散なのか、各チームの補強がうまくいったのか、とにかく大差の試合がない。
戦い振りがどうかということについては、試合を見ていないのでコメント出来ないが、僅差のゲームを重ねている事から、いつになく苦労している事だろう。
それでも勝ち切るところは、実力の証なのだろう。

先日ついに黒星を喫したようだが、まだ先は長い。
全然顔を出せていないが、結果はいつも気にしているので頑張ってくれ。

機会があれば、試合を記録した動画を見せてもらおうっと。

FIFA女子ワールドカップ戦記

2連覇、2連覇と騒ぎ立てている世の中に逆行し、今回は実に落ち着いた佇まいで観戦しているオレ。
前回のようにダイナミズムやスペクタクルを控え、実利主義的に試合をしている印象がある。
それが善し悪しどうのこうのという事ではないが、着実に結果を残していることは事実。
観ていて楽しいと思える試合ではないものの、全てが1点差ゲームという厳しい環境を、自ら作り出しているように見えて仕方が無い。

最近指導的な目線で子供達を見ることを意識するようにしているが、その前提で考えてみると、ワールドカップのような国際試合であっても、その試合の中で試したい事、確認したい事を、リスクを負ってまで実践しているのではないかと思えることがある。
特に準決勝のイングランド戦なんかは、先制直後からわざと引いて相手に押し込ませる環境を作っていたように見える。
考えすぎか?
あの状況で逆転する要素が見当たらなかったのだから、わざとそんな環境を作ったというのも考えすぎなのかも知れないが。
疲労からくる運動量の低下と見るのが妥当かも。
結局はアクシデントであったとはいえ、勝ちをもぎ取ったのだから、結果オーライだけではない何かがあったのだろう。
劇的というにはあまりにも残酷な幕切れ。
しかしあそこで足を出していなかったら?
プレーする者としては、あそこで足を出さないという選択肢は無い。
もし足を出さずに、裏から走りこんだ選手に決められていたら?
オウンゴール以上に悔やまれる事だろう。

連覇の可能性は日本にしかない、という理論が現実のものになろうとしている。
最後まで女子代表の戦い振りを見届けるとしよう。
ニックネーム的に「○○ジャパン」とかいう呼び方が嫌いなので、この表記は使いません。

1966年イングランド大会でのジェフ・ハースト。
2010年アフリカ大会でのフランク・ランパード。
そして今回。
それにしてもイングランドはこういうゴールシーンに縁があるチームだなぁ。

【映画】おもいでの夏(1971)

監督:ロバート・マリガン
出演:ジェニファー・オニール、ゲーリー・グライムス

脚本を担当したハーマン・ローチャーの回想録に基づいて作られた映画。

1942年夏、戦火を逃れてニューイングランド・ナンタケット島へやってきたハーミーとその家族。
疎開先で彼は、現地の友人が出来た。
思春期の彼らは性への関心が旺盛で、彼女を作ることに執心していた。
しかしハーミーは、丘の上の一軒家に住む美しい人妻ドロシーの魅力に取り付かれた。
やがて戦火はハーミーの疎開先にまで飛び火し、ドロシーの夫にも召集令状が届く。
そしてドロシーの夫が戦地に赴いた後、ハーミーは憧れを抱くドロシーに近づいていく。
一方でハーミーは友人達とガールハントに明け暮れ、ハーミーはアギーという女の子とデートにこぎつけた。
しかし、ドロシーのことが頭から離れないハーミーは、アギーと関係することなく別れた。
ある夜、ドロシーの家を訪ねると、テーブルの上にはドロシーの夫の戦死を伝える電報があった。

端的に言えば、いわゆる「筆おろし」もの。
しかしその後乱発する凡百の筆おろしものとは一線を画している。
思春期の男の子が通る、年上の女性への憧れを叙情的に描き、戦争によって訪れる悲しい結末を情感たっぷりに描いている。
ゆるやかな反戦映画。
そしてミシェル・ルグランの音楽。
甘美なメロディに乗せて綴られる物語は、多感な少年時代の「おもいでの夏」というひと夏の経験そのものである。
切なくなる映画だ。

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