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いよいよ明日はバーモント

最後の公式戦がやってくる。
プレッシャーをかけるつもりは無いが、ある程度のプレッシャーは感じて欲しい。
試合に臨む緊張感というものを持って欲しいからだ。
決して「負けてもしょうがない」的な感覚で試合に臨んで欲しくはない。
引いてしまったりするのが一番怖い。
やるからには全力でやって欲しいし、勝ちたいと思うならば勝利にこだわるのもいいだろう。
がむしゃらに点を取りにいく姿勢を見せて欲しい。
小賢しい戦術なんて出来ないんだから、持っている力の全てをぶつけるだけ。
決して後手に回ったり、ナメてかかったりする事だけはやめてくれよ。
自分達がナメられたらどう思う?

取られたら取り返す。
取ったらもっと取る。
高い意識を持って全力でぶつかることが、対戦相手に対する最高の礼儀だ。
礼儀を尽くし、自分の全てを出し尽くした時、結果は表れる。
それがどんな結果であろうと、全力を尽くしたと言えるのなら、自分がやった事に対しては誇れるはずだ。
とにかく戦うだけ。
それしかやる事は無いし、それしか道は無い。

さぁ、覚悟を決めて、やってやろうじゃないか!
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【映画】ドラゴンへの道(1972)

監督:ブルース・リー
出演:ブルース・リー、ノラ・ミャオ、トニー・リュウ、ユニコーン・チャン

今年の企画上映である「バック・トゥ・シアター」と「バック・トゥ・シネマ」。
香港映画を特集した「バック・トゥ・シネマ」で、オレの神であるブルース・リーの作品が3本上映された。
たとえブルーレイ上映であろうとも、たとえ日本初公開版でなかったにしても、大スクリーンでブルース・リーの映画が観れること以上の喜びは無い。
まさに奇跡である。
そんなブルース・リー上映作品の最後を飾るのがこれ。

製作・脚本・主演・監督を全て自身でこなし、武術指導までも手掛けた「ブルース・リーの全て」とも言える作品である。
前回も書いたが、映画評論的にブルース・リー映画を語ることは出来ない。
ファンとしての「フィルター」がかかってしまうからだ。
この映画にも、映画評論的に言えばかなりのツッコミどころや矛盾がある。
展開が唐突だったり、話の流れが無意味だったり、あまりにも御都合主義的だったり。
制作上の問題としても、ローマロケとは言うものの、そのほとんどが無許可でのゲリラ撮影だったりする。
古代遺跡に無許可で侵入するなんて、結構ヒドイ。
しかしブルース・リーが出ていれば、それが免罪符になる。
中でも特に、日本人武道家の役として出演したウォン・インシックのたどたどしい日本語は爆笑もの。
「おまぃわ~、たん・ろんか~?(お前はタン・ロンか?)」
実はこれ、第1期ブルース・リー世代にはあまり馴染みが無い。
初公開当時のブルース・リー映画は、全て英語吹き替えによるものだった。
これは当時の事情として、日本では「中国語(香港なので正確には広東語)映画は洋画ではない」という認識から、配給会社が渋ったという経緯がある。
そこで英語圏用に吹き替えられた英語版を買い付けたが、当然吹きかえられているためにこの怪しい日本語台詞が存在せず、日本初公開版はこの英語版をベースにしているので聞くことが出来なかった。
1980年代に入り、ビデオの普及と共にソフト化された際、この英語版の権利切れにより、新たに香港から広東語版を直接買い付けての製作となった。
これにより広東語版のビデオが普及することとなり、広東語版にのみ収録されていた「怪しい日本語」が初お目見えする形となった。
というものである。
ちなみにこの英語版をベースにした日本初公開版は、日本独自の音楽が追加されていたりして、盛り上がり度が違う。
しかしこの日本版は未だに権利問題が解決していないため、日の目を見ることがない。
よって、第1期ブルース・リー・ファンにとっては、現在発売されている映像ソフトに納得していない者が多いのである。

話は逸れたが、この映画でのブルース・リーの動きには、既に完成以上のものに到達した感がある。
キックのスピード、コンビネーション、どれをとっても驚異だ。
手首へのジャブ・キックから、流れるようにハイキックへと繋がる足技は鳥肌もの。
ラストのチャック・ノリスとの死闘は、もはや語る必要も無いほどの名シーン。
チャック・ノリスは、元全米空手選手権のチャンピオンであるため、「本物」同士の戦いということになる。
実際ブルース・リーは、チャンピオン時代のチャック・ノリスのインストラクターを務めていた。
つまり弟子である。

すっかり映画の内容からかけ離れた文章になったが、この辺でやめておこう。
書きたい事を全て書けば、恐らく一晩中かかってしまう。
とにかくファンにとっては、中身がどうのこうのということよりも、映画が存在していること以上に意味なんて無いのかもしれない。
ブルース・リーが出演している。
それこそが価値なのだ。



でもこの映画に関して一言だけ突っ込もう。
「リーさん、前髪切り過ぎです(笑)」

【映画】モスラ(1961)

監督:本多猪四郎
出演:フランキー堺、香川京子、小泉博、
特技監督:円谷英二

先日、女優の香川京子さんが来盛した。
もりおか映画祭のトークショーのゲストとして招かれていた。
香川さん出演作品2本が上映され、そのうちの1本「モスラ」を観てきた。
こういう古い映画は、なかなか映画館で鑑賞する機会が無いので、企画上映会などでも出来るだけ観る様にしている。
1961年の作品だが、映画産業が隆盛を極めていた頃の大作に相応しいスケールの映画である。

ドラマ部分の本多演出の確かさは、既に「ゴジラ」でお墨付き。
当然特撮部分の円谷演出は、全特撮作品の中でも屈指の出来映え。
CGがミニチュアワークに勝てない理由は、大スクリーンで見ればその片鱗をうかがい知る事が出来る。

ところがものすごく残念なことがあった。
上映に使われたプリントがあまりにも劣化が激しく、すっかり退色してしまっていて、極彩色が売りであるこの映画は、その醍醐味のほとんどを失ってしまっていた。
確かに入場料500円の上映であっただけに、フィルムの状態の悪さはある程度理解できるものの、これはちょっと酷すぎた。
状態のいいプリント、またはデジタル・リマスター版だと、上映にかかる権利費用だけで莫大な費用がかかるのだろうが・・・。

本物の「蛾」は気持ち悪くてとても観ていられないが、「モスラ」には愛くるしささえ感じてしまう。
いつの日か、状態のいいフィルムでの鑑賞の機会に恵まれたいなぁ。

APPICUP 2014 決勝大会 組み合わせ決まる

予選大会がいつもよりも1ヶ月早く終わったというのに、敗者復活戦はいつも通りで、今ようやく終わった。
そしていよいよ決勝大会が始まる。
そのお陰で、決勝大会に向けての事務手続きに、日程的な余裕が無い・・・。
まあそれは良しとして、決勝大会の組み合わせは以下の通り。

Dブロック
・裸天
・LIBERDADE
・F.C.FACCER
・FCパリンドウ

そして初日の会場は「サンビレッジ紫波」に決定した。
オレ的には、花巻よりは近いので、宿泊の心配をしなくてもいい。
帰りに川原木の店にでも寄って、晩飯を食べていくのもいいかな。
久しく行ってないが、今も変わってなければ人工芝なんだよなぁ・・・。
あまり人工芝は好きじゃない。
まあ、オレが試合に出られる訳じゃないんだけどね。
それでも翌日は会場が花巻になるので、果たしてどうしたものか・・・。

まだスケジュールの詳細が来ていないのでわからないが、12月7日(土)でグループリーグ、8日(日)で準々決勝まで、という日程のようだ。
その後、23日(火・祝)で準決勝と決勝を盛岡体育館でやるという事のようだ。

って、ちょっと待てえぇぇい!!!
祝日開催だったら、オレ行けないじゃん!!!
休めないじゃん!!!

はぁ、もうやる気なくした・・・。
でもみんなには頑張ってもらいたい。
せめて準決勝までは一緒に戦いたい。
よろしく~!

練習試合 with ゆはず

いつもは出向いて練習試合をするのに、今回は珍しく社体にお招きして、ゆはずさんとの練習試合を行った。
バーモント前の、実戦的な最終練習となった。

正直な感想としては、「可もなく不可もなく」である。
正確な表現をするなら「良いところもある。だけど、悪いところもある。」という、スネークマン・ショーのネタらしき感想だ。
とにかく持病というか難題というか、「声が出ないこと」、「相手の出方を伺う」の2点は致命的だ。
声が出ないというのは、お互いを見て確認し合い、状況を認識して判断することで、ある程度は補うことが出来るが、如何せん「相手の出方を伺う」というのは、受身の試合になってしまう事が確定してしまっている。
簡単に言えば、「相手に自由を与えている」のである。
少しでも相手がやりづらい様にするという意識が薄い。
積極性に欠けるのである。
攻撃は能動、守備は受動という考え方があるのか、RPGやシミュレーションゲームなどでよくあるシステム「ターン制(将棋などのように、打つ手が交互に交代する仕様)」だと思っているのか、相手の攻撃を積極的に潰しに行く姿勢が見られない。
その上、攻守の切り替えが遅いので、いつも後手に回ってしまう。
ギリギリの所でプレーするよりも、少しでも余裕がある状態でプレーしたほうが楽なのに、何も好き好んで「艱難辛苦(かんなんしんく)」を求めなくても。
もしかして皆は「艱難汝を玉にす」という故事・ことわざを知っていて、わざと実践しているのか???

しかし、「思ったよりも出来ている」という感想を持ったのも事実。
急遽戦術的な指示を出してプレーさせてみたが、最初は戸惑っていたものの、言われていることを理解し、普段やっているプレーとどっちがやりやすいか?という質問にも、きちんと感覚的に答えている。
問いかけに対しては答えが返ってくるようになったが、これが自主的にチーム内部から現れるようなら大したものなんだがなぁ。
全て自分達で決めろとは言わないが、自分達がどうしたいのかを、チーム全体の意識として持っておく必要はある。
なぜなら、そもそも何しに行くのかを自問すればわかるだろう。
そこにはやっぱり「勝ちたい」という気持ちが強くあって欲しいし、その気持ちを見ている人にもわかるように表現してもらいたい。

いつも言うことだが、「勝て」とは言わないし、命令になってしまうからそれは言えない。
結局試合をするのは選手達だ。
「自分達がどうしたいのか」というところから出発しよう。
勝つことは「目的」じゃなくて「目標」。
そのために何をするのか、何をしなければならないのかを見つけるのが「目的」だ。

福岡中 新人戦戦記

元教え子達が多数在籍する福岡中学校サッカー部。
新人戦の地区予選を勝ち上がり、遠野で行われた県大会に出場した。
既に手元を離れ、新しいステージで頑張っているので、今更口出し出来るものではないと思いつつ、やっぱり気になってしまうのが性というものだろうか。

初戦は金ヶ崎。
「前半1-1」と速報が入る。
どっちに転んでもおかしくない状況で、第2報は「決着つかず延長戦」。
気になって仕事にならない・・・。
「延長戦でも決着つかず、PK戦」の第3報。
PK戦と言えば、直近では久慈・二戸連合チームで出場し、優勝した中学一年生大会を思い起こす。
あの時とは面子が違うが、なぜかこの年代にはPKでのネガティブなイメージが無い。
第4報として、PK戦の末に勝利したことが伝えられた。
近しいチームとして出場している、滝沢や久慈が初戦敗退している中で、「よく勝てたなぁ」と安堵した。

続けざまに花巻北との対戦。
第2戦の最初の知らせは、「前半0-2で負けている」だった。
しかしまたここで中一大会を思い出した。
中一大会の決勝の時も2点先取されて、0-2の状態からひっくり返したところを見ている。
2点差、特に0-2というスコアは最も危険なスコアといわれている。
何かが起こる期待に胸膨らませていたが、最終報告は「2-4で負け」。
残念ながら2回戦で姿を消すことになった。
「残念ながら」といいながらも、結果を聞いて「2点取ったんだな」と感心した。
やっぱり何かが起こる2点差ゲーム。
結果的には2点差のままだったが、0-2と2-4では全く意味合いが違う。
この「1点」と「2点」が今の福中の支えであり全てであろう。
合計で3点取れたということは事実なので、それを踏まえて、次は失点に関する検証を進めればいい。
前向きになれる3点だったと思いたい。

実のところ、福中のみんなには失礼な話かも知れないが、たまたま見に行く事が出来た滝沢中学校での練習試合を見る限り、「こいつら、大丈夫か???」と心配するほどだった。
それが、例えPK戦であったとしても勝ち上がった事は事実だし、そのために努力したのも事実だろう。
これが来年の中総体やリーグでどう反映されるのか、楽しみになってきた。

あ!
誰が得点したかを聞くのを忘れてた。

バーモント、迫る!

いよいよ今シーズン最後の公式戦がやってくる。
外の大会では満足のいく結果を出せなかったが、フットサルで一矢報いることが出来るか。
みんなの頑張りに期待したい。
戦術やフォーメーションといったものは関係ない。
どれだけ全力で戦えるか、どれだけ自分の気持ちをぶつけられるか。
全てはそこだ。

とにかく希望として、たくさんシュートを打って、たくさん走って、外から見て「頑張ってるなぁ」と思わせてくれる試合っぷりを見せてもらいたい。
滝沢カップの時、賢心にちょっと哲学めいたことを投げかけてみた。
「シュートを外す人ってどういう人だと思う?」
当然答えは出ない。
多分頭の中では「シュート技術がない人」というような考えだったに違いない。
そこで言ってやった。
「シュートを外す事が出来るのは、シュートを打つ勇気を持った者だけだ。」
オレはとにかく賢心に、チャンスと見たらひたすらにシュートを打つ勇気を持って欲しい。
例えゴールを決められなくても、それを実践して欲しい。
100本パスを繋いでも得点にはならないが、1本シュートを打つだけで得点の可能性が生まれる。
そんな単純な考えで試合に臨んで欲しい。
難しく考えることはない。
多く得点したチームの勝ちという事に変わりは無い。
みんなの中に「勝ちたい」という気持ちがあるなら、「勝つために何をするのか」をもっともっと考えて欲しい。
自分の気持ちの表現の場として、バーモントでは全てを出し切ってもらいたい。

さぁ、やるべ!!

滝沢カップ 道中記

恐らくは、大規模交流戦としてはシーズン最後となる滝沢カップ。
そこでの選手達の行動を見ていると、やはり緊張感・危機感が無い。
というよりも、自分が何をしに来ているのかすらあやふやな状態になっているように思える。

プレーそのものについては、まだまだな部分が多いものの、ボール対する意識がついてきた選手が何人か見られた。
チーム意識を持っている選手は、確実に良いプレーが出来る力をつけてきている。
しかし毎年の事ながら、言葉は悪いが、一定のボーダーラインを越えた子と越えない子の差があまりにも激しい。
技術的な事ではなく、スポ少活動に打ち込む姿勢の問題だ。
それが結果的にプレーの質にも表れてしまっている。
当然と言えば当然なのだが、やはりオレとしては見過ごせないところだ。

今回のMVPとして、聖斗を選出した。
アニキもかなり迷っていたが。
決め手となったのは、基本中の基本である「走る事」と「声を出す事」を実践していた事だ。
まだまだ足りないが、「やる気」と「戦う姿勢」を持っていると評価したい。
交流戦であっても手を抜かない姿勢、待機中は遊んでいてもやる時はやる、というように、ここに来ていることの意味をもう少しみんなにも考えてもらいたい。

もう次への戦いは始まっている。
ここで終わりという事などない。
やれる事、やるべき事を全力でやろう。
バーモントも近い。
意地を見せろよ!

滝沢ドリームカップ

いつも懇意にさせて頂いている滝沢JFCドリームさんの主催で、今年からの試みである交流大会「滝沢ドリームカップ」がこの土日で行われた。
いつもの県北地区・岩手地区の他に、秋田は角館からも参加があり、全11チームでの交流会となった。
組み合わせは当日の抽選で決まり、一試合ごとに抽選を行うというハプニング要素の強い仕様となっていた。
これはこれで実に面白い。

さて肝心の二戸FCの様子はというと、やっぱり「いまいちピリッとしない」であった。
結果としては1勝1敗1分で、文字通り「可もなく不可もなく」といった所である。
要所要所では、キラリと光るプレーを見せることもあり、ここに来てようやくゲーム感というものがつかめたのではないかと思わせるプレーがあった。
遅きに失した感もあるが。
味方同士のコミュニケーションが取れた時、面白いようにパスが回り、しっかりとゴールまで決めるという「繋がり」が出来ていた。
それを当人達が感じていれば言う事無しなのだが・・・。
もちろんダメダメなプレーも山のようにあり、全てを修正するのはとても無理。
一つ一つの事をを、要点としてどこがどうだという事を言うのが精一杯だった。
結局、やるときはやるけど、その「やる時」がなかなか表れないという、いつものパターンに陥ってしまったようだ。

選手達が、自分達に今必要なものは何かということを、自分自身に問いかける事が出来ようにしなければならないのが指導者の努め。
まだまだだと痛感する交流戦でもあった。
それでもバーモントはすぐにやってくる。
せめて戦う気持ちだけでも充分に備えておくようにしてくれよ。

プレッシャーをかけるつもりはないが、これが本当に最後の公式戦になるんだからな。
悔いだけは残すな。

福岡中 練習試合観戦記

先週の土日は会社設備の移設があって、結局まともに休むことが出来なかった。
日曜日も朝から呼び出され、1時間かけて会社に着いたら、ものの5分で作業終了。
オレ、別に出なくても良かったじゃん!
悪態をついても始まらないので、とっとと帰ろうとしたのだが、ふと思い出したことがあった。
滝沢中学校のグラウンドで福中サッカー部が練習試合をする、という情報だ。
ただ帰るのもつまらないし、せっかく近くでやっているんだから観ていこうと思い立ち、滝沢中学校に向かった。
見知った父兄達と共に、さらに航平も来ていたので、「ああでもない、こうでもない」と言いながら観させてもらったよ。

試合を見て思ったのは、もう部外者であるオレが偉そうに言える立場ではないのだが、せっかくなので書かせてもらおう。
「とにかく走りが足りない」
全然と言っていいほど走っていない。
ボールを持った人の周りの動きが足りないので、パスの出し所が無い。
後ろから追い越して行く動きも無い。
フリーランニングの一つも見られない。
ポジションにこだわり過ぎているのか、メリハリのある動きが出来ていない。
「周りが見えていない」
相手ゴールを背にしてボールを受けた時、プレッシャーが全く無いにもかかわらず、前を向いてゴールに向かうことも無く、中盤までボールを落としたりしている。
自らチャンスを潰しているのである。
「相手と競り合わない」
バウンドボールをいつまでもバウンドさせたままにしたり、相手選手がヘディングしようとしているところに入り込んで行くことすらしない。
先生が業を煮やし「戦えよ!」と叫んでいたが、全くその通りである。
局面で勝てないんだから、全体的に勝てる訳が無い。
味方同士での声の掛け合いも無いので、プレーが繋がらない。
とにかく声が出ない。
おとなしい。
よくそんな黙ったままでプレー出来るもんだと、ある意味感心してしまう。
それでも僅差の試合をしているということは、実力はあると思うんだけどなぁ。
出し惜しみをしているだけなのか???

もちろん良い点だってある。
圭人、陸、竜人の3人のところでは、面白い様にショートパスが回る。
これに裕規、勇雅がサイドで広いスペースを使う動きが出来れば、もっと大きな展開が出来て、相手DFを振り回す事だって可能だ。
運動量の多さで言えば、一番は祥汰だ。
1トップを任されているようだが、相手のDFとDFの間に入り込むフェイクの動きを覚えれば、もっとボールの収まりは良くなるだろう。
チームの中では勇雅もよく走っている。
CBについては、亮弥がアプローチ、泰岳がカバーという図式は出来ている。
その逆もまた然り。
むやみにクリアに逃げず、可能な限り繋げようという意識は見える。
この日はたまたま相手選手にパスする形になってしまう事が目立ったが、意図は判る。
あとは技術の問題なので、技術は練習すれば精度は上がるだろうから心配はしていない。。
とにかく、一つ一つのプレーに対する意図をハッキリさせる事が課題だと思う。
その意図をチームメイトが共有するためには、試合の中でのコミュニケーションが大事になる。
だから「お互いに声掛けろ」と口酸っぱく言っているのである。

一つのきっかけで劇的に変わる事だってあるんだから、ちょっと意識を変えるだけで変化を実感出来るはずだ。
その前に「やる気」があるかどうかが重要だが・・・。
美しく決めようが、泥臭く決めようが、1点は1点。
変に綺麗にまとめようとせず、がむしゃらに相手に挑んでみろよ。
「やる気」、「戦う姿勢」こそ基本だぞ。

お節介かもしれないが、みんな頑張れよ~。
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