fc2ブログ

【音楽】沈黙の薔薇/オリジナル・ラブ(2004)

実はオレも、その音楽性の振り幅についていけなくなってしまった時期があった。
しばらく離れていた時、久々に聴いた歌に痺れた。
やっぱり田島貴男は天才だ。
PVのセンスも抜群で、これ以降「侍魂」みたいなものが流行っていったように思える。
赤いレザー・スーツに日本刀。
こういう、ヘタすりゃ大ハズシしそうなものをさらりとやってのける。
それがカッコイイというものかもしれないな。



「沈黙の薔薇/ORIGINAL LOVE」
スポンサーサイト



【音楽】SCRAMBLE/オリジナル・ラブ (1992)

ひとつのグループがこれほどまでに色々な顔を持つのも珍しい。
田島貴男という男はまさに天才かもしれない。
かつて知り合いの女の子が、「歌い方が気持ち悪い」と言った事があった。
わからないでもないが、ファンになってしまうと「これも個性」と容認してしまうから不思議なものだ。
オレにとっては今の歌は違いが判らない。
無個性に聴こえてしょうがない。
時代のオーディエンスにとってはそれが名曲になりうるのだから、一概に昔のほうが良いとは言えない。
つまりはおれも歳を取ったという事なんだろうなぁ。

それにしてもこの疾走感。
PVの映像とのミスマッチが何とも言えない。




「SCRAMBLE/ORIGINAL LOVE」

【音楽】MILLION SECRETS OF JAZZ/オリジナル・ラブ (1992)

「黒い」と思えばラテンにも手を出す。
ラテンに手を出したかと思えばスウィング・ジャズにも手を伸ばす。
中でも完成度の高いブラッキーなスウィングがこれ。
フレンチ・ポップス界の重鎮セルジュ・ゲンズブールを意識してるよなぁ。
元ネタはJohnny Lytleの「Selim」らしい。
確か以前インタビューで田島貴男が、「オリジナル・ラブのコンセプトは?」と聞かれて、「セルジュ・ゲンズブール meets シュガー・ベイブ」って言ってたなぁ。
恐ろしく納得。
シュガー・ベイブは山下達郎がメジャーデビューした時のグループで、以前このブログでも紹介したので確認してくれ。



「MILLION SECRETS OF JAZZ/ORIGINAL LOVE」

【音楽】WALL FLOWER/オリジナル・ラブ (1993)

「黒い」と思えばラテンにも手を出す。
オリジナル・ラブとはファンそれぞれが「自分のオリジナル・ラブ」を持っているように思える。
オレ自身が中でも好きな歌がこれ。
もともとラテン系音楽が好きなこともある。
それをちょっと「黒」っぽさを残しつつ、タイトなラテンに仕上げたこの歌は、オレの大のお気に入りだ。



「WALL FLOWER/ORIGINAL LOVE」

【音楽】スキャンダル/オリジナル・ラブ(1992)

オリジナル・ラブのアルバムを聴いていると、アルバム毎に音楽性の違いがものすごい事に気付く。
振り幅が尋常ではない。
今回はその中でも非常に「黒」っぽい曲を紹介してみる。
個人的にはこのあたりのオリジナル・ラブがオレにとっての黄金時代である。



「SCANDAL/ORIGINAL LOVE」

【音楽】サンシャイン・ロマンス/オリジナル・ラブ(1993)

2000年代の「オレの」音楽シーンにおいて、安息の地を与えてくれたのが「クレイジーケンバンド」。
1970年代は、歌謡曲に始まり、フォーク、ニューミュージックと様々な音楽が幼少の頃のオレを包んでいた。
1980年代は、兎にも角にも「イエロー・マジック・オーケストラ」がオレの心を征服していた。

では1990年代はどうだっただろうか。
YMO亡き後のオレの音楽カルチャーは死の時代を迎えていた。
そんなオレ的音楽暗黒時代を救ってくれたのが「オリジナル・ラブ」。
大きな商業ベースに乗ることが出来なかったものの、認知度は高いはず。
とにかく「大人の音楽」だった。
そんなオリジナル・ラブの大衆ヒットとなったのがこれ。
オリジナル・ラブの中でも比較的馴染み易い曲だ。
入門編というか、彼らのほうから大衆に近寄って来てくれたというか。
とにかくオリジナル・ラブの中でもかなり聴きやすい曲である。



「SUNSHINE ROMANCE/ORIGINAL LOVE」

COPA CASSIOPEIA 2013 REVIEW 3

トーナメント以降の試合内容だが、スイッチの入ったファクサーはやっぱり一味違う。
リーグでの状態に業を煮やしたオグから、「そろそろちゃんとしないと!」と喝を入れられる。
トーナメント1回戦は盤石な試合運びで圧勝。
これで完全にリアルバトルモードに入った。

次の準決勝は、前日の高校生の部で圧倒的な強さで優勝した高校生チームだ。
現役の盛商サッカー部を擁していたが、こっちにだって盛商OBがいる。
熱い声援を送るギャラリーをたくさん抱えていた相手チームだったが、終わってみれば3-0の完勝。
「完勝」という言葉がぴったりなほど、相手に何もさせなかった。
事実、相手選手達はプレー中にもかかわらず、ファクサーの試合運びに「うめぇ!」、「ヤベェ、超うめぇ!」を連呼。
大人と子供の試合と言っていい程の圧倒振りだった。
ここまで勝ち上がってきて、社会人相手でもやれるじゃん!と思っていたに違いない彼らのハートを木っ端微塵に打ち砕いたのである。
おまけにギャラリーも黙らせた。
順当に勝ち上がってきた彼らの栄誉は讃えるが、相手が悪すぎた。
彼らにとっては「準決勝で負けた」事に大きな意味があると思う。
決勝まで進んでいれば、「あと少し」という意識が芽生え、目標も小さくなりがちだからだ。
あそこで負けたという事は、彼らにとっては「巨大な壁」がいくつもあるということ。
それに気付けていれば大きな財産になると思われる。
それはかつてファクサーも辿ってきた道だ。

決勝は「はらぺこあおむし」。
もはや宿命の対決というか、二戸クラシコとでも言うべきか。
しかし、強豪ひしめくトーナメントの山を戦ってきたはらぺこは、決勝戦の時点で大きく体力と精神力を消耗していたように思える。
しかもファクサーは先に準決勝を終えて、体力回復の時間とはらぺこの準決勝を観戦する余裕にも恵まれていた。
それほどの強豪とは当たらずに、試合でコンディションを調整するかのように上り調子に進んできたというアドバンテージもある。
試合結果としては、決勝にピークを合わせた感のあるファクサーの快勝といえる内容だった。

APPICUPに続き、カシオペアでも連覇を成し遂げ、真の意味で「ファクサー時代」の到来だと感じた。
ファクサーとしての公式戦は、APPICUPとカシオペアだけになるが、振り返ってみれば、APPICUP2011年大会の決勝大会・グループリーグ初戦のTEMPO-BONITO戦で0-1の負けを喫して以来、現在まで負けがひとつもない。
引き分けを挟んではいるが、33戦連続無敗記録更新中である。
とはいえ、負けないに越した事は無いものの、勝つことだけを至上命題にしているつもりはない。
やはりメンバーそれぞれの成長やレベルアップも前提となっている。
少なくともオレはそう思っている。
だからこそオレはファクサーに籍を置き続け、少しでも近付きたいと死に物狂いで練習している。
たとえそれが実を結ばなくとも、それでもオレはファクサーであり続けたい。
そしてファクサーがどこまで行くのかを見届けたい。

DSC01443.jpg
 

COPA CASSIOPEIA 2013 REVIEW 2

さてさて大会内容だが、予選リーグの組み合わせは完全シャッフルだったものの、嫌な組み合わせにはならなかった。
いつもの事ながら、組み合わせ抽選のくじ運は破壊的にダメダメなのでちょっと心配していた。
ここでもおなじみの光景が見られる。
ファクサーと別組の人達は歓喜し、同組の人達は絶望する。
「お願いだから、試合する前から絶望しないで。」
ファクサーと同組って時点で予選突破は無いな、という言葉が飛び交う。
ホントにオレ達は悪者なのか???

確かに実際、予選は危なげなく勝ってはいたが、第1試合と第2試合の間が2時間開くというスケジュールの落とし穴にはまり、ペースを作れずにいた。
予選ではオレも出場したが、今年は無得点に終わる。
そのオレの出場が、チームに緊張感を甦らせた。
何しろオレが出た時点で1人少ない状況と同じ、いやそれ以上に不利な状況になったのだから。
介護も兼ねてプレーしなきゃならないんだから、他のプレーヤーは大変だっただろう。
正直、みつきを入れてミックスとして戦ったほうが楽だったかも知れない。

そんなデンジャラス・ゲームを乗り越えてトーナメントに進出。
ここまではいつも通り。
そしてオレのくじ運の無さがメンバーの逆鱗に触れ、いい方向にテンションが上がるというのが定石だ。

しかし、今回は奇跡ともいえるくじ運で、ファクサーとは逆側のトーナメントグループには、オカレモン、はらぺこ、FC.VILLA、FC.Ruuという強豪が固まった。
ファクサー側は、2位通過チーム2つと高校生のチームだった。
こういうくじ運がロト6とかに活きてたらなぁ・・・。

つづく。

COPA CASSIOPEIA 2013 REVIEW 1

随分と間が空いてしまったが、コパ・カシオペア2013を振り返ってみよう。

面子が揃わない可能性から、今回は出場が危ぶまれていた。
周りの声としては、ホッとする向きもあれば張り合いを無くした向きもあったようだ。
その場合は、今年から練習生として参加させてもらっている「OSSAN」でエントリーするつもりではいたので、どちらにしても大会へは参加する意思はあった。
結局は面子も揃ってファクサーとしての参加となったわけだが、参加が決まると今度は周りが「え~!?やっぱり出るのか・・・」と落胆する声が大きかった。
出なきゃ「出ないの~?」って言われるし、出れば「出るの~?」って言われるし。
「どうしろってんだよ!!」
ま、それほどまでに対戦したくない相手、すなわち畏怖の念を持たれるチームになったという事だろう。

出場する度にによく言われる。
「何を目指してこんな小さい大会に出るの?」と。
答えとしてはありふれた言葉だが、参加できる大会があれば参加して勝ちたい。
「楽しく」というよりも、今は「勝つ」ことにウェイトがおかれている。
「弱い者いじめ」という向きもあるだろうが、相手が弱いからといってバカにしたり手を抜いたりする事は無い。
常に真剣勝負しているつもりだ。
身勝手な意見だがファクサーと対戦する相手には、「相手が強いから」、「ファクサーだから」、「オレ達は弱いから」という様な負ける理由を並べないで欲しい。
がむしゃらでも何でもいいから全力でぶつかってきて欲しい。
ファクサーだっていつかは負けるときが来る。
いつかは新しい勢力や若いエネルギーに屈する時が来る。
事実カシオペアでの優勝には、チーム創設からかなり時間を要したし、毎回毎回圧倒的な強さで優勝しているわけでもない。
今回は2連覇を達成したものの、当然3連覇出来る保証はどこにも無い。
確かに今のファクサーはピークに達しつつある。
それでも勝利の保証など無いのが勝負の世界。
ひょっとしたら和気藹々と楽しんでプレーするチームにあっさり負けることだってあり得る。
どこかの塾講師のCMじゃないが、ピークが近い事を感じているなら、出来る限りをやれるのは今しかない。
だからこそ、今、出られる大会には出来る限り出場して、出来る限りの勝利をもぎ取る事にこだわっている、というのが答えなのかも知れない。
勝利を求めなくなる、上を見なくなる様になった時が、ファクサーの終焉なのだろう。

次回は大会の内容についても書いてみよう。
たまには真面目な感性で振り返ってみないとね。

【映画】ジャンゴ 繋がれざる者(2013)・私的映画紹介シリーズ FILE.03

「ジャンゴ 繋がれざる者」

出演:ジェイミー・フォックス、クリストフ・ヴァルツ、レオナルド・ディカプリオ
監督:クエンティン・タランティーノ

タランティーノが描くマカロニ・ウェスタン。
徹底したバイオレンス描写ばかりに目が行きがちだが、ストーリーの根幹にもタイトルの意味がしっかりと練りこまれていて、まさにタランティーノ節といえる傑作。
既に今年のオレ的ランキングのベスト3に入る作品だ。

なにやら本国では、かつての奴隷制度に対する論争が起きているそうだが、歴史認識のための映画としても、単なる娯楽としても楽しめる作品なので、あまり固いこと考えずに楽しんでもらいたいものだ。
とはいえ、視覚的なバイオレンス描写に免疫の無い人は要注意かもね。
もちろん精神的バイオレンスもあるので心して観ること。
だが、どこかドライに描かれているため、ユーモアとも取れるようなちょっとした可笑しさがある。
日本で言うところの時代劇や任侠ものの路線で描かれるため「痛快」の一言。
特にクリストフ・ヴァルツの怪演は必見。
ディカプリオも初めて「イイ」と思える怪演で対抗している。
やっぱりタランティーノは面白い。

訪問者数
プロフィール

faccer

Author:faccer
Be Water,My Friend.

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR