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不謹慎だが「リアル・日本沈没」

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突然の出来事に、何が起こったのか理解できずにいた。
地震のときの事ではない。
停電復旧後のテレビ画面を見たときの事である。

ラジオの情報では「壊滅状態」という言葉が乱立していて、想像はつくけれどいまひとつピンとこない。
翌日の停電復旧と共に飛び込んできた映像は、その想像をはるかに超えるすさまじいものだった。

1974年に放送されたテレビドラマ「日本沈没」というものがあった。
元々は小松左京原作の小説だったのだが、1973年に映画版が作られ、翌年のテレビシリーズと「終末」ブームを牽引した。(2006年版はオレ的に除外)
絵空事として観ていたためか、TV版が大好きではしゃぎながら観ていたものである。
今現実の事として起こった。
作り物ではない本物の災害で、それは未曾有の大災害として歴史に刻まれる事となったのである。

思う事は、自然災害の怖さ、生き残った者の試練、何も出来ないもどかしさ、買占めに走る人間の醜さ、火事場泥棒や災害に乗じて詐欺を行う人間への怒りを通り越した感情・・・。
結局人間とは、自然に対して何と無力であることなのかを思い知らされる。
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